EU検査で深刻なセキュリティ欠陥判明―スキポール空港が是正計画迫られる
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EU検査で判明した複数の不備
欧州委員会が先週数日間にわたって実施した検査で、スキポール空港の保安体制に複数の欠点が確認された。なかには重大と分類されるものも含まれているという。
検査では、乗客および手荷物の検査手順が法令・規則に適合しているかをチェック。ランダムに刃物や模擬爆発物を持ち込もうとするテストも行われ、これらがセキュリティをすり抜けないかどうかが検証された。
スキポール側の反応と対策
スキポール空港のセキュリティ責任者Philip van Noort氏は、社内メールで今回の調査結果を認め、是正計画の策定を進めなければならないと述べている。彼は「スキポールのような規模の空港でこれほどの欠陥は稀」であると語った。
今回の検査で関与した2社の民間警備会社も、検査の一部項目で基準を満たしていなかった。
あるセキュリティ顧問は、爪やすりやヘアスプレーのような小物の見逃し自体は大きな問題とは捉えないとした上で、「本当に懸念すべきは武器や危険物が見逃されることだ」と警鐘を鳴らしている。
今後の課題と波紋
KLM とデルタ航空もこの検査に参加していたが、検査結果に関する質問には、国家対テロ・安全保障コーディネーター(NCTV)に問い合わせるよう案内したという。スキポール空港側は、安全基準を高く維持するため日々努力しているとコメントしつつも、今回の報告が再入札プロセスにどう影響するかは明言を避けている。
このような検査結果が公になることは、空港の安全性を重視する国際的な基準下では大きな評判リスクを伴う。特に米国のように高いセキュリティ基準を求める国と関係を持つ空港では、このような「改善計画提示」自体が注目を浴びうる。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


