オランダの小学校ではしかの集団感染広がる、1週間で46%増加
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はしか感染者、1週間で急増
オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は、今週50人の新たなはしか感染を確認し、今年の累計感染者数が158人に達したと発表した。特にワクチン接種率の低い小学校でのクラスターが続いており、感染者の多くは10歳未満の子どもたちだ。
アムステルダムのある小学校では20人の感染が確認され、うち4人が入院しているという(出典:Het Parool)。
全国5地域にクラスター拡大
RIVMは「全国的な流行ではない」と強調しているが、クラスターが発生している学校はアムステルダム以外にも、ロッテルダム=Rijnmond、ハーグを含むHaaglanden、アイントホーフェン周辺のBrabant-Zuidoost、そしてFlevolandの各地域に広がっている。
対象の学校にはイスラム系、ホリスティック(自然療法志向)、アントロポゾフィー系(人智学)など、従来から予防接種率の低さが指摘されてきた学校も含まれている。
海外からの持ち込みが引き金
RIVMは、多くの感染者が国外でウイルスに感染し、帰国後に家族や学校内で拡散していると説明。2025年に入ってからは、モロッコで感染した24人、ルーマニアで感染した3人が確認されており、ベルギーやベトナムでの感染例もあるとした。
アムステルダム・Geuzenveld地区の状況
アムステルダムの保健担当 alderman Alexander Scholtes氏は、Geuzenveldト地区の小学校ではしかの感染が拡大していると報告した。先週の16人から現在は20人に増えたという。4人の子どもはすでに入院し、ワクチン未接種のケースが多いとされる。
「すべての感染は学校または家庭内に由来しており、今のところ指数関数的な拡大ではない」とScholtes氏は述べ、感染は一定の範囲内にとどまっているとの見方を示した。ただし、現時点で「封じ込めた」とは言えず、市保健局(GGD)が監視を続けている。
ワクチン接種を促進する取り組み
GGDは地域に「予約不要」で接種できる臨時会場を設置し、保護者に対して積極的なワクチン接種を呼びかけている。Scholtes氏は「ワクチンこそが、はしかのような感染症から子どもを守る最善の手段」と強調した。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


