スポーツ医師と自転車協会、電動自転車に「12歳未満禁止」提案
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子どもの体を動かす機会減少に警鐘
オランダのスポーツ医師Maarten Koornheef氏は、「学校に電動自転車やファットバイクで通う子どもが増えすぎている」と懸念を示した。同氏によると「オランダの12〜17歳のうち、健康評議会の運動指針を満たしているのはわずか42%」(AD紙)
彼が議長を務める「サイクリングと健康」専門委員会によると、過去20年でティーンの週あたりの自転車走行時間が2時間減少。一方、2019〜2022年の間に電動自転車の利用距離は7%→20%へと3倍に増えた。
e-bikeは「運動量が半減」
トウェンテ大学とGelderse Valley病院の共同研究では、e-bike利用時の身体負荷が通常の自転車の半分程度であることが判明。Koornheef氏は「10代は体の発達期にあり、筋肉・運動神経・協調性の発達が健康寿命を左右する」と語る。
このため、若年期の過度なe-bike依存は“将来の健康リスク”につながると指摘している。
自転車協会も賛同
FietsersbondのEsther van Garderen会長も12歳制限を支持。「身分証と連動させれば実行可能な制度。ただし、より高い年齢制限は地方の高校生に影響が大きすぎる」
一方で、安全面の懸念も深刻化している。VeiligheidNLのデータによると、近年、高校生のe-bike事故が急増し、自転車関連の救急搬送は過去10年で40%増となっている。
政府も導入を検討へ
Robert Tieman運輸・インフラ相は、「e-bikeの最低利用年齢12歳」の是非を検討中と明らかにした。
「年齢制限導入に関する国会向けの書簡を準備している」― 同省報道官(AD紙)
政府は今後、安全性・教育的効果・地方交通への影響を考慮しながら結論を出す予定。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


