社会
伝統の新年の火まつり禁止でフロラドープ住民が市長を追及―混乱の会合に
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70年以上続いた伝統、禁止決定
アムステルダム市は、安全性を理由に、フロラドープ地区における 新年の伝統的な「火まつり(New Year’s fire)」 を恒久的に禁止すると決定した。これに対し、地区住民は強い反発を示し、月曜夜に私的な住民会合で市長Femke Halsema氏を直撃した。会合後も屋外での罵詈雑言や花火の発射が続いたという。
会合は感情高ぶる場に
会合は地区のAntoniushuisで開かれ、市長、警察、消防関係者、住民らが出席。住民の一部は終始強い口調で市長に抗議し、部屋の外でも激しい言葉の応酬があった。子どもまで入り交じって騒ぎ立てる場面もあったと報じられている。
市長自身は、「こういう場は想定していた」「ショックは受けなかったが、反社会的な罵言には苦しむ」と語り、住民にとって火まつりが重要な伝統だという思いが伝わったとしている。彼女は火災リスクを理由に消防当局から常に否定的助言を受けており、困難な決断を余儀なくされたとも述べた。
禁止は変えず、未来の対話模索
市長は禁止決定の撤回はしないと明言した。一方で、住民の熱意を見れば「地域を失うことへの気づきがあれば変化もあるかもしれない」とも語った。
住民は、「昔から育ってきた伝統が子どもたちにも受け継がれてきた。今それを奪われるのは我々のアイデンティティへの攻撃だ」と強い感情を語っていた。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


