アムステルダムのキングスデー、違法パーティーと酒販売への取締り強化へ
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市の新たなキングスデー対策
アムステルダム市のフェムケ・ハルセマ(Femke Halsema)市長は1月、水曜日の発表で、今年のキングスデー(オランダ国王の誕生日を祝う国家的祝祭日)に向けて、安全かつ快適に祝えるよう新たな対策を講じると明らかにした。
キングスデーでは毎年、大量の来訪者と制御の難しいパーティーがアムステルダム中心部に集中しており、昨年は緊急サービスの対応が困難になったことから、市が中心部への訪問を控えるよう呼びかける事態となっていた。
なんでもアリのイメージから脱却へ
2026年からは、違法なアルコール販売や無許可のストリートパーティーに対して、警察がこれまで以上に厳しく対応することになる。ハルセマ市長は「市中心部のキングスデーに『なんでもアリ』というイメージが定着してしまっている。これに挑戦するための重要な第一歩だ」と述べた。
機動性のある救護体制
混雑を市全体に分散させる目的で、アムステルダム郊外で開催される大規模有料イベントの終了時刻を、可能な範囲で午後10時まで延長する予定だという。
また、混雑地域では機動力を高めるため、自転車を使用したモバイル救護チームを追加配置する。この取り組みにより、不要な救急車の出動を減らし、より迅速な対応が可能になる。
過密なボート交通にも新ルール
水上交通にも対策が講じられる。これまでは特例で許可されていた、12人以上の乗客(+船長)を乗せたボートは、キングスデーに限り市中心部での運航が制限される。
ハルセマ市長は「キングスデー当日の水上交通は非常に混雑しており、安全面から見てもこのような措置は避けられない」と語った。
専用イベントエリアを新設予定
さらに、2026年には中心部のウェステル通り(Westerstraat)とノールデルマルクト(Noordermarkt)に、群衆を適切に管理するための指定イベントエリアを新たに設ける計画が進められている。これらのゾーンでは、違法なアルコール販売や不適切な行為を厳しく監視する。
ハルセマ市長によると、こうしたエリアはすでにプライド開催時に導入されており、混雑制御や安全対策において効果があったことが確認されている。
今後数年をかけて、このような専用エリアを他の地区にも拡大し、キングスデー全体の秩序ある運営を目指す方針だ。
長期戦を見据えた市の姿勢
ハルセマ市長は2025年12月時点でも、キングスデーの課題は一朝一夕には解決しないとし、「この問題に取り組むには長期的戦略が必要」と強調していた。今回発表された複数の施策は、すでに過去のイベントで一部が試験導入され、良好な成果を上げているという。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


