TikTokで「政治家の首を取る」と脅迫、議会襲撃予告の25歳男を逮捕
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TikTokライブで議会襲撃を予告
オランダ警察は23日、アルフェン・アーン・デン・レイン(Alphen aan den Rijn)の25歳の男を逮捕した。男はTikTokのライブ配信中に「斧を持って第二院に行き、首を取る」と発言し、その動画がSNS上で拡散したことから、政治家脅迫対応チームが捜査に着手した。
視聴者に「誰から始めるのか」と問われると、男は「ギールティ(Geertje)からかもしれない」と答えた。これは自由党のGeert Wilders(ヘルト・ウィルダース)党首を指すとみられている。
検察庁(OM)はこの発言を明確な脅迫行為と判断し、ハーグの専門警察部隊が男を特定・拘束した。
「おぞましい」
Wilders氏はX(旧Twitter)で次のようにコメントした。
「議会に斧を持ち込もうとした人物が私の名前を出した。実におぞましい。捜査と逮捕にあたった検察と警察チームに感謝する。」
男は取り調べを受けたのち、検察の判断で起訴の可否が決まる予定。
急増する「言葉の暴力」
検察によると、2024年には政治家への脅迫が363件報告され、そのうち235件が刑事事件として扱われた。2025年の統計はまだ公表されていない。元政治家や社会研究機関は、政治不信と社会分断の拡大が背景にあると指摘している。
社会文化計画局(SCP)の最新調査では、国民の59%が「オランダは間違った方向に進んでいる」と回答し、60%が政府に「落第点」をつけている。
若者の不安と政治離れ
特に16〜34歳の若者層では、9割以上がメンタル不調を経験しており、住宅難や生活費高騰、気候危機などへの不安が長期化している。専門家は「怒りや絶望が過激な言動として表面化している」と分析。
警察は「政治家が恐怖なく職務を果たせることが民主主義の根幹だ」と声明を出した。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


