社会
オーク毛虫より厄介?松毛虫がオランダにも出現─強いかゆみのリスク
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新たな厄介者パイン毛虫、オランダ初上陸
長年オーク毛虫(ブナ毛虫)が引き起こしたかゆみ被害が話題となったオランダに、新たに松毛虫(パイン毛虫)の成虫が確認された。リンブルフ州では2匹、ヘルダーラント州で1匹がトラップに捕獲されたことが報道された。
到来は時間の問題だった
松毛虫は本来、南ヨーロッパや北アフリカに棲息していたが、地球温暖化により徐々に北に分布を拡大しており、昨年にはベルギー国境付近でも目撃されていた。
ワーヘニンゲン大学のArnold van Vliet博士は「成虫はかなりの距離を飛ぶことができるため、オランダ到来は時間の問題だった」と述べ、今年設置されたウィッテムやフェンライ、ヘルダーラント州でのトラップ設置が功を奏したと評価している。
オーク毛虫以上の危険性
赤十字によれば、松毛虫はオーク毛虫よりもさらに多量の毒針毛を持ち、1匹あたり最大100万本に達することもある。これにより皮膚のかゆみや発疹、呼吸器症状などが引き起こされる可能性があるという。
さらに松毛虫は生活サイクルが早く、3~4月に巣を離れて行進しながらさなぎ化する行動をとるのに対し、オーク毛虫は5~6月に毒針毛を放出する。その結果、オーク毛虫による「かゆみシーズン」も最長2か月延びる可能性があると注意を促している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


