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ブレグジット後、オランダと英国間の移住が激減―人口流動に変化
政治・行政

ブレグジット後、オランダと英国間の移住が激減―人口流動に変化

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英国人のオランダ移住が半減

オランダ統計局(CBS)の最新データによると、英国のEU離脱(ブレグジット)以降、英国人のオランダ移住は急激に減少している。2019年には約6,500人の英国人がオランダへ移住したが、2024年には3,000人前後にまで減少。

同時に、オランダから英国へ帰国した英国人の数も3,000人から2,200人に減った。

オランダ人の英国移住も減少傾向

オランダ人が英国に移住する数もブレグジット後に減っており、EU離脱による入国手続きの煩雑化と就労ビザ要件の強化が影響しているとみられる。

2019年までは英国を「キャリアの次のステップ」として選ぶオランダ人が増えていたが、現在では留学や企業派遣を除き、自主的な移住は減少している。

EU外出身者の往来も鈍化

CBSの統計では、オランダと英国の間を行き来する非EU出身者の移住も大幅に減少。たとえば、2019年に英国からオランダへ移住したポーランド、インド、ソマリア出身者は約6,000人だったが、2024年には3,000人強に減少した。

一方で、インド人・ソマリア人・ウクライナ人などがオランダから英国へ移住するケースも増加傾向にある。

オランダ全体の人口動態にも影響

この動きは、オランダ全体の人口増加率鈍化にもつながっている。2024年にオランダへ移住したのは31万4,000人(前年比2.2万人減)、一方で国外へ出たのは20万5,000人(前年比7,000人増)。

その結果、人口増加は10万3,000人にとどまり、前年の13万2,000人から大幅に減少した。

EU市民の「英国離れ」進む

EU統計によると、英国に移住するEU市民の数も減少の一途。2024年にはEU27カ国全体で10万人以上の純流出超過(英国からEUに戻る人の方が多い)となった。

これは、2015年のEU市民純流入約29万人から大きく逆転している。専門家は、就労ビザ制度の強化、ポンド安、生活コスト上昇などが「英国を働きやすい国から遠ざけている」と指摘する。

参考

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