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ロッテルダム警察、15歳少年を射殺―強盗後のマクドナルドで発砲
社会

ロッテルダム警察、15歳少年を射殺―強盗後のマクドナルドで発砲

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少年が強盗後に射殺される衝撃の事件

2025年9月21日(日)、南ホラント州カペレ・アーン・デン・エイセル(Capelle aan den IJssel)で、ファットバイクをめぐる強盗事件の容疑者として逃走中の15歳少年が、マクドナルド店舗内で警察に射殺された。

事件の発端は、ロッテルダムのウィッセルスポール(Wisselspoor)地区で起きたファットバイクの強奪事件。容疑者は銃器を使用したとされており、その後の捜査で警察が少年をホーフトウェフ通り(Hoofdweg)のマクドナルドで発見し、対応にあたった。

「何度も警告したが無視された」

現場にいたロッテルダム警察の広報担当者は、オランダ公共放送NOSに対し、「容疑者に対して何度も『警察だ、武器を捨てて動くな』と警告したが、少年は逃げ始めたため発砲した」と説明した。容疑者の少年からは実際に銃器が発見されたと警察が発表している。

SNSには、警察官が少年を追跡する様子を捉えたとされる動画が複数投稿されており、現場の生々しい状況が広がっている。

多数の子どもが目撃

事件現場となったマクドナルドは日曜日の午後、多くの家族連れで混雑しており、多数の子どもが射殺の瞬間を目撃していた。この事態を受け、救急隊と医療ヘリが急行。店舗の従業員や客には心理的ケアが提供されている。

カペレ市(Capelle)のJoost Manusama市長は、「現場に多くの子どもがいたことが、この事件の精神的衝撃をさらに深刻なものにしている」と述べ、次のように続けた:

「亡くなった少年の遺族にとっては深い悲しみであると同時に、目撃した地域住民や子どもたちにとっても大きなトラウマとなる出来事だ」

国家捜査局が発砲の正当性を調査中

警察による発砲が適切であったかを検証するため、独立捜査機関「国家捜査局」が捜査を開始している。この機関は、警察による武器使用をすべて調査する役割を担い、調査結果をオランダ公共検察局に報告し、刑事責任の有無が判断される。

市長は「感情的になるのは当然だが、調査結果を待つまで憶測は控えてほしい」と市民に冷静な対応を呼びかけた。

マクドナルド店舗は閉鎖

事件のあったマクドナルドは警察の現場検証が終了するまで閉鎖されることが発表された。

店舗の広報によれば、翌日の月曜日に従業員全体でのミーティングを実施し、被害を受けたスタッフや客に対して、被害者支援団体「Slachtofferhulp」による精神的ケアが継続して提供されるとのこと。

市長は「こうした困難な時期だからこそ、地域全体で支え合うことが大切」と市民に連帯を呼びかけている。

参考

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