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テロ攻撃の現実的リスクは依然存在、治安当局が警戒強調
社会

テロ攻撃の現実的リスクは依然存在、治安当局が警戒強調

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テロ脅威レベルは「4」

国家治安・テロ対策調整官(NCTV)の半期報告「Dreigingsbeeld Terrorisme Nederland(オランダ・テロ脅威情勢)」によると、オランダにおけるテロ攻撃のリスクは依然として高い。現在の脅威レベルは5段階中4で、「現実的な可能性がある」状態を示している。

ネットで急速に過激化する若者

NCTVは、国内の若年層がネット上でジハード主義や極右思想に影響を受けて急速に過激化する傾向を指摘。小規模なネットワークが形成され、そこから単独あるいは小グループでテロを起こすリスクが高まっていると警告している。

一方、過去に物理的に集まっていた「旧来型のジハードネットワーク」の脅威はやや減少傾向にあるという。

国際テロ組織の動向と欧州への脅威

シリア・ソマリアに拠点を置くISIS分派による欧州への直接的脅威は「一時的に減少」したとされるが、完全に消えたわけではない。

チェチェンやダゲスタンを拠点とするISKP(イスラム国ホラサーン州)は現在も欧州での攻撃を試みているという。

単独犯と「反制度」系過激思想

ISに触発された一匹狼型テロリストも依然として脅威であり、単純な手段ながら多くの犠牲を出すリスクがある。「反制度運動(anti-institution movement)」に属する一部の人々は、「エリートが一般市民に対して陰謀を企てている」と信じ、暴力行使に出る可能性があるとNCTVは警告。

反制度思想を持つ過激派グループの一部は「主権市民(sovereign citizens)」と呼ばれ、民主的制度や法の支配から離脱しようとする姿勢を持つ。これらの中から先週も逮捕者が出ており、銃器や弾薬も押収された。

さらに、反制度系・極右系グループの一部がロシアと接触していたこともNCTVは確認。現時点でオランダへの影響は限定的だが、潜在的なリスクとして認識されている。

参考

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