機内持ち込み手荷物の追加料金に欧州で反発拡大、航空会社を一斉提訴へ
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「手荷物は現金製造機」
欧州全域の消費者団体は、手荷物の持ち込みに対する不当な課金に抗議する正式な苦情を、欧州委員会および国際消費者保護機関ネットワーク(CPC)に提出した。
対象となった航空会社(7社):
・Ryanair
(ライアンエアー)
・easyJet
(イージージェット)
・Transavia
(トランサビア)
・Norwegian Airlines
(ノルウェージャン航空)
・Volotea
(ボロテア)
・Vueling
(ブエリング)
・Wizzair
(ウィズエアー)
「現状は変わっていない」
オランダのConsumentenbond代表Sandra Molenaarは、2014年のEU司法裁判所の判決を引用:「合理的な大きさの手荷物は無料でなければならない、と明確に裁定されている」「にもかかわらず、いまだに手荷物が航空会社の“現金製造機”として利用されているのが実情」
スペインでは2024年、5社が罰金を科されたが、状況は改善されていないと批判した。
価格の透明性向上へ
Molenaar氏は、料金体系の透明化を強く求めている。手荷物費用が基本料金と分離されていると、航空会社間の価格比較が困難になるからだ。
ベルギーの消費者団体Testaankoopは、ライアンエアーの予約過程が消費者を誤認させるとして、すでに法廷に提訴。訴状では、手荷物有料化が消費者の権利を侵害していると主張されている。
調査でも不満多数
Consumentenbondが行った11,000人以上を対象にしたアンケートでは:
・86%の人が「小型スーツケースの持ち込みは無料であるべき」と回答
・過半数が「小さなバッグも無料にすべき」と感じている
ライアンエアーの反応
ライアンエアーはこれに対し「調査が行われても、EU法に準拠していることが明らかになるだろう」と反論。
また、「40×25×20cm以内のバッグは無料で持ち込める。持ち込み荷物を強制的に基本料金に含めれば、選択肢が減り全体の運賃が上がる」と主張した。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


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