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NEMO科学博物館にアムステルダムで最も高い屋上庭園が誕生
社会

NEMO科学博物館にアムステルダムで最も高い屋上庭園が誕生

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📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/220525-1)からの移行アーカイブです。

「空に浮かぶ広場」が完成

アムステルダムのNEMO科学博物館の屋上に、新たな屋上庭園「Dakplein(屋上広場)」が完成。市長Femke Halsemaが22日(木)にオープニングリボンをカットし、翌23日(金)から一般に無料開放される。

NEMOの館長Géke Roelinkは、地元紙『Parool』に次のように語った:「本当に素晴らしい場所になった。誰でも訪れられ、科学とテクノロジーを通して自分や世界について学び、美しい都市や持続可能な未来に貢献できる場所」

持続可能なアコヤ材を床材に

施設管理責任者Steyn van Hamersveld氏によれば、庭園の整備に際し屋上から24トンのコンクリートを撤去。その後、持続可能なアコヤ材(Accoya)を床材として設置した。

・アコヤ材は酢酸浴で処理されており、カビや腐敗に強く耐久性が高い

・寿命は15〜20年を見込む

・撤去したコンクリートは道路基礎などに再利用

生態系を意識した設計と水循環

庭園には75種類の植物が植えられ、3つのビオトープ(生態区分)に分けられている。屋上は傾斜しており、上部には水をあまり必要としない植物、下部には多く必要とする植物が配置されている。

下層には雨水を蓄える貯水クレート(retention crates)が設置されており、水が順に下層に流れ込みながら自然な灌漑システムを構築している。さらに、石や倒木、水皿などが設けられ、昆虫にもやさしい空間となっている。

科学への興味を誘う仕掛け

屋上広場には巨大な日時計(サンドダイアル)や湿度・風速を測定できる設備、望遠鏡、シアノメーター(空の色の濃度を測る機器)なども今後設置予定。

Roelink館長は「この屋上は、生物多様性だけでなく“測ること、知ること”もテーマになっている。太陽や星空を望遠鏡で観察し、空の色も測れる。ここはまさに都市と科学の交差点」と語っている。

参考

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