移民相、ユーロスター遅延問題で国境警備員の増員を拒否
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夏まで続く「出発遅延」
来週から、アムステルダム発ロンドン行きのユーロスター列車は、全便30分の出発遅延が発生する見通しとなった。背景にあるのは、出入国審査を担う王立軍警察(Koninklijke Marechaussee)職員の不足だ。
ユーロスターは乗車定員を現在の400人から600人に増やす計画だが、現在の人員では増加分の審査に対応できない。そのため、出発準備に余分な時間がかかり、遅延が避けられない状況となっている。
2人の増員で解決も、大臣が拒否
オランダ紙ADによると、問題解決に必要な人員は1日あたり2人程度。ユーロスター側は増員分の費用も負担する意向を示していたが、Faber移民・亡命担当大臣(PVV)がこれを拒否。
移民省の報道官は、「ユーロスターとは、既存の人員体制に基づいた運行で合意していた。今回の乗客数増加はその協定を逸脱している」と説明している。省側は新たな取り決めの検討は2026年以降とした。
国内列車への悪影響を懸念
オランダ鉄道(NS)および鉄道インフラ会社ProRailは、このユーロスター遅延が他の国内列車にも深刻な影響を及ぼすと警鐘を鳴らしている。
アムステルダム中央駅では現在、大規模な改修工事が行われており、発着スケジュールの遅れが他路線の運行にも波及する可能性がある。列車の遅延や運休が発生するおそれもあるという。
今夏末に新ターミナル完成予定
この状況は、アムステルダム新ユーロスター・ターミナルが完成予定の今夏末まで続くとみられる。新ターミナルには自動スキャナーなどの設備が整備され、国境警備を担う王立軍警察の業務負担が軽減される見込み。
しかし、それまでは数ヶ月にわたる30分遅延が常態化することになり、旅行者・通勤者・国内鉄道利用者に広く影響が及ぶ。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


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