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アムステルダム、IJトンネルを16か月間閉鎖へ―来年から激しい渋滞の見通し
社会

アムステルダム、IJトンネルを16か月間閉鎖へ―来年から激しい渋滞の見通し

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2027年から16か月閉鎖

アムステルダム市は1月20日、1968年に開通した主要トンネル「IJトンネル」を2027年半ばから最低16か月間閉鎖すると発表した。

対象となる改修内容は以下のとおり:

換気システムの全面更新

照明・監視・セキュリティ設備の刷新

路面アスファルトの改修

正式な開始日や期間は2026年中に確定予定だが、2028年末までは閉鎖が続く見込みだという。

ノールト地区に特に深刻な影響

IJトンネルは、市中心部とノールト地区を結ぶ2つの主要道路トンネルのうちの一つ。

市当局は「市内全体、とりわけノールト地区へのアクセスに大きな影響が出る」とし、住民・事業者・関係団体との事前協議をすでに開始している。

代替手段としては以下が挙げられるが、いずれも限界がある:

A10環状道路への迂回

過密状態のフェリー(徒歩・自転車専用)

トラブルの多い地下鉄ノールト/ザイトライン(Noord/Zuidlijn)

東地区(Oost)経由の大回りルート(スルイスビュールト地区経由)

「Piet Heintunnel」の悪夢再来か?

2021年から2023年にかけて18か月間閉鎖されたPiet Heintunnelでは、以下のような事態が実際に起きていた:

日常的な交通渋滞

騒音被害の増加

空気汚染レベルの上昇

バスの遅延と乗客の不満

今回のIJトンネル閉鎖も同様、またはそれ以上の混乱が起きることが予想されている。

「限界の都市インフラ」に追い打ち

アムステルダムは現在でも、ほぼ常時どこかで工事が行われている状態で、週末には頻繁に道路閉鎖や交通制限が行われている。

市は、今回のトンネル閉鎖が事故・イベント・悪天候などのタイミングと重なれば、市全体で深刻な交通麻痺を引き起こす恐れがあると警告している。

同時進行する他のインフラ事業

今回のIJトンネル工事は、オランダ全体のインフラ刷新計画の一環であり、同時に以下のプロジェクトも進行予定:

高速道路A10 Zuid・A5の改修

市内幹線道路の整備

公共交通機関との連携強化(予定)

市の呼びかけ「早めの準備を」

アムステルダム市は、「事前に全利用者へ周知し、不便を最小限に抑える努力をする」としており、今後さらに詳細な代替ルート・公共交通の強化策などが発表される見込みだ。

参考

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