スキポール空港で2万個超のスーツケースが置き去りに─手荷物システム障害
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手荷物システムの大規模障害
12月17日(水)、スキポール空港第2ターミナルで発生した手荷物システムの故障により、約2万個のスーツケースが処理されないまま空港内に残される事態となった。
空港の広報担当者はオランダ通信社ANPに対し、「どの程度の時間を要するかを現在精査中だが、手荷物の返却完了までには確実に数日かかる」と述べた。
利用者からは怒りと困惑の声
SNS上では利用者からの投稿も相次いでいる。ある利用者はX(旧Twitter)にて、「スキポール、完璧な運営ぶりだわ! 手荷物ベルトは故障、出発ロビーにはスーツケースの海。でも『大丈夫です奥様、問題ありません』って…。バルセロナ到着後、荷物は0個。次の便も同様だった」と報告している。
問題は解決済み、回復には日数が必要
スキポール空港はその後、公式声明を発表し、「障害はすでに解消されている。この混乱によりご迷惑をおかけした乗客と航空会社に謝罪する。関係航空会社と連携し、遅延手荷物の発送をできるだけ早く進めている」と述べた。
問題となった手荷物の多くは本来搭載される予定だった荷物であり、スキポール空港は、荷物の所在を確認したい乗客は各航空会社のオンラインチャネルを通じて問い合わせるよう呼びかけている。
過去にも長期化した障害例あり
関係筋によれば、今回の故障は数時間にわたって続いたとされる。
スキポールでは過去にも同様の障害が発生しており、たとえば2023年半ばには1万個以上のスーツケースが数日にわたって空港に滞留したことがある。このときは、乗り継ぎ客と出発客の両方に影響が出た。
多くの便が遅延、キャンセルは限定的
今回の混乱により、金曜日には275便の出発便と109便の到着便が遅延したと報告されている。
とはいえ、多くの便は30分未満の遅れで運航されており、キャンセルは出発・到着それぞれ4便のみにとどまった。
冬休み開始で空港混雑がピークに
空港側はもともと、この日は年末の旅行ラッシュが始まる繁忙日であると予測していた。オランダでは金曜日から学校の2週間の冬季休暇が公式に開始されるが、多くの教育機関では休暇前に1日余分な休みを設けるなど、空港利用が集中する傾向にある。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


