社会
オランダでインフル流行が本格化─受診者増えるも昨年より穏やか
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受診者数が増加
オランダのインフルエンザ流行は2週目に入った。国立公衆衛生環境研究所(RIVM)と研究機関Nivelによると、先週は人口10万人あたり68人がインフルエンザ様症状でかかりつけ医(GP)を受診した。前週は62人であり、増加傾向が続いている。
インフルに感染しても多くの人は医師を受診しないが、主に高齢者や基礎疾患を持つ人が受診するため、流行状況を把握する有効な指標となっている。
昨年より遅い流行
今年の流行は昨年より開始が遅い。現時点でのピーク水準も低く、昨年のピーク時には人口10万人あたり100人以上が受診していた。
専門家は、受診者数だけでなく、検体検査によるインフルエンザウイルスの確認も行っている。インフル様症状は他の感染症でも起こるため、ウイルス検出が流行確認の重要な要素である。
重症化リスクとワクチン
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされ、咳、発熱、倦怠感、頭痛、喉の痛み、筋肉痛などの症状が現れる。多くは自然回復するが、60歳以上の高齢者、肺疾患のある人、糖尿病患者などは重症化リスクが高い。
RIVMによると、オランダでは毎年約4,700人がインフル関連の合併症で死亡していると推計されている。
今季流行しているウイルス株はワクチン株とやや異なるものの、RIVMは「例年と同程度の予防効果は期待できる」としており、特にリスクの高い人々には季節性ワクチン接種を勧めている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


