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アムステルダムがコーヒーショップ「ザ・ブルドッグ」創業者に栄誉
社会

アムステルダムがコーヒーショップ「ザ・ブルドッグ」創業者に栄誉

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コーヒーショップ創業者に市から勲章

アムステルダムを拠点とする老舗コーヒーショップ「ザ・ブルドッグ(The Bulldog)」の創業者であるHenk de Vries氏が、都市の社会的弱者への長年の支援活動を評価され、市の栄誉である「アンドレアス・メダル(Andreaspenning)」を授与された。

式典は、彼のビジネス創業50周年を祝う一環として火曜日に開催された。

大麻を無料配布する社会的実験へ

1970年代初頭、De Vries氏は父親が経営していたアダルトショップを引き継ぎ、その場でヘロイン中毒者への代替手段として大麻を無料配布し始めた。これは、依存性の強い薬物からの脱却を目指す試みであった。

1975年には商業的に大麻の販売を開始し、自身の愛犬の名前にちなんで「ザ・ブルドッグ」と名付けた。やがてこのブランドは、オランダ国内外で広く知られる存在へと成長する。

「稼いだら社会に還元する」

アムステルダム市の発表によれば、 De Vries氏は救世軍の著名な活動家Major Bosshard氏(2007年逝去、享年94歳)に対し、「十分に稼げるようになったら社会的弱者のために使う」と誓っていた。

彼にとってBosshard氏は「第二の母」のような存在であり、その約束を忠実に果たしてきたとされる。

衣料寄付からクリスマスディナーまで

最初は救世軍への衣類寄付から始まった支援活動は、やがて外出支援イベント、料理会、イースターやクリスマスの食料配布などへと拡大していった。

さらに、アムステルダム市内のクペルケルク(Koepelkerk)で開催されるホームレスや不安定な住環境にある人々向けのクリスマスディナーの資金提供も行っている。

勲章が意味するもの

今回のアンドレアス・メダルは、副市長Melanie van der Horst氏より授与された。

この勲章は、「アムステルダムにおいて、社会・文化・市民・経済の分野で全国的に意義ある貢献を果たした人物、または少なくとも10年以上にわたり社会的活動に無償で携わった人物」に対して贈られるものである。

参考

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