アムステルダム旧市街、日帰り観光客の記録的増加で再び混雑の渦へ
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運河とレッドライトが主目的
2024年、アムステルダムを訪れた日帰り観光客は過去最高の1,510万人に達したことが、アムステルダム市の委託による調査機関O&S(Onderzoek & Statistiek)の報告で明らかになった。
市の長年の努力にもかかわらず、観光客の大半は旧市街(中心部)に集中。運河沿いやレッドライト地区、ストリートカルチャーに惹かれる傾向が変わっていない。
海外観光客の行動傾向
・運河沿いを歩く:80%
・ショッピング:58%
・ミュージアム訪問:55%
・レッドライト地区訪問:42%
・コーヒーショップ訪問:40%
観光の動機として「コーヒーショップ」を挙げたのは少数だったが、実際には多くの人が立ち寄っているという。
国内の訪問者は目的が明確
・ショッピング:53%
・運河散策:47%
滞在時間は比較的短く、目的が明確な傾向が見られた。
消費の6割が旧市街に集中
カード支出データによれば、観光支出の59%が旧市街で発生。特に飲食関連の消費は顕著で、ショッピング支出は比較的広範囲に分布している。
しかし、市内ホテルの従業員のうち、その地域に住んでいるのはわずか6%。これは、観光収益の「地元還元の乏しさ」を示唆している。
地元からも訪問多数
・アムステルダム都市圏から:24%
・他のオランダ地域から:41%
・国外から直接:13%
・トランジット(空港経由等):少数
このように、観光客の65%が国内からの来訪者であることも明らかとなった。
観光の集中は「課題と機会」
経済担当助役のSofyan Mbarki氏は市議会への書簡で「旧市街は活気のある場所であり続けるが、そのぶん混雑、迷惑行為、ごみ、観光一色の街並みといった問題も伴う」と述べた。
住宅や文化施設を含む開発が行われれば、持続可能な観光経済への一歩になるとの見解を示した。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


