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「偽警官にご用心」高齢者を守るため、警察が詐欺対策を強化
社会

「偽警官にご用心」高齢者を守るため、警察が詐欺対策を強化

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偽警官詐欺が急増

オランダ警察は、偽の警察官を装った詐欺が2025年に急増しているとして、これまでのSNS中心の啓発から方針を転換。高齢者に直接届く形での啓発活動として、玄関などに貼れるステッカーやポスターの配布を全国的に開始した。

2025年1月〜6月の半年間で報告された件数は6,496件。これは2024年通年の8,329件に迫るペースであり、実際の被害件数は「恥ずかしさから通報されていないケースも多い」と警察は指摘している。

ステッカーで詐欺対策

この新キャンペーンは、オランダ警察と高齢者向け放送局Omroep MAXが共同で展開しており、配布されるステッカーには「偽警官に注意」などの警告メッセージが記載されている。

・ステッカーは希望者なら誰でも無料で入手可能

・玄関の外側に貼る必要はなく、内側に貼ってもOK

一部では「ステッカーが高齢者の家を示す目印になるのでは」との懸念もあるが、ハーグ警察ユニットのRichard Deijs氏は以下のように説明:

「このステッカーは誰でも使える汎用的なものであり、設置場所は各自で自由に選べるようになっています。」

偽警官の手口とは?

詐欺の手口は以下のようなケースが多い:

・偽の警察官が突然自宅を訪れ、「捜査のために貴重品を一時預かる」と持ちかける

・電話で警察や銀行職員を装い、「口座や現金が狙われている」と不安をあおる

・ 一部では偽造されたIDや制服を使うケースも確認されている

これに対し、Deijs氏は「警察が自宅に来て金品を預かることは絶対にありません。疑わしい場合はすぐ112番に通報してください。」と強く警告。

今後も「より届く」啓発を模索へ

これまでのSNSやテレビを中心とした啓発活動では、最も狙われやすい高齢層への情報伝達に限界があったとされており、今後もチラシや口頭説明、地域イベントなどを活用した接触型の対策が求められている。

警察は、特に高齢者とその家族に向けて、「身近な情報共有が最大の防御になる」として、周囲の人々にも注意を呼びかけている。

参考

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