社会
アムステルダム港で発生したスクラップ貨物船火災、約2日後にようやく鎮火
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火災の発生と鎮火までの経緯
火災は5月15日(木)午後5時頃、アムステルダム・スクラップ・ターミナル社の貨物船の第4貨物区画から発生。約2日間にわたり燃え続け、5月16日(金)20時45分に完全鎮火が確認された。
火災初期はスクラップをクレーンで陸に取り出して消火する作業が行われた。しかし、火が第3区画に延焼し、激しい熱でハッチが崩落。スクラップが取り出せなくなり、消火活動は大幅に難航。
市民への影響と対応
強風により煙が市中心部まで広がり、木曜夜から金曜にかけて複数回のNL-Alert(全国警報)が発令された。市民からは以下のような通報が多数寄せられた:
「息苦しい」
「化学薬品のようなにおいがする」
「すすがベランダや車に積もった」
アムステルダム=アムステルランド安全地域は次のように助言:
・窓、ドアを閉め、換気装置はオフに
・すすは温かい石鹸水で清掃
・すすが付着した家庭菜園の野菜は食べないこと
有害ガスなどの毒性物質は計測されなかったが、粒子汚染には注意が必要とされている。
火災の構造的背景
貨物船は複数の貨物区画に分かれており、消火当局は全スクラップの搬出を避けての鎮火を当初は目指した。しかし、火の回りが早く、激しい熱で構造が損傷し、現場へのアクセスが制限されたことで、火災は長期化した。
消火活動には、消防艇、はしご車、クレーン機材が動員され、陸上・海上両面から対応が続けられた。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


