社会
自転車事故で1日約200人が救急搬送 政府が「ヘルメット着用」促進を開始
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毎日200人が救急に、半数が骨折
2024年、オランダで自転車事故により救急外来を受診した人は7万4,300人に上り、そのうち約半数が骨折、13%が軽度の脳損傷、4%が重度の頭部外傷を負ったと、安全啓発機関「VeiligheidNL」が発表した。
にもかかわらず、オランダでヘルメットを着用している自転車利用者はわずか4%という低水準。政府はこの現状に対し、着用促進キャンペーンを本格的に始動する。
「Zet ‘m Op」キャンペーン始動
インフラ・水管理省のBarry Madlener大臣は、「Zet ‘m Op(被ろう)」キャンペーンを通じて、今後10年間でヘルメット着用率を25%に引き上げる目標を掲げている。戦略の中心は「本人の納得=自己説得」だという。
「変化」には抵抗がつきもの
行動科学者のInge Merkelbach氏(エラスムス大学)は、NOSの取材に対し、「習慣化された行動の変化には強い抵抗が伴う」と指摘。ヘルメットは「髪型が崩れる」「誰もかぶっていない」「見た目が悪い」といった理由で避けられる傾向があるという。
対象は親世代・通勤者・高齢者
キャンペーンはまず幼児の親・通勤者・高齢者を対象にスタート。試着イベントや割引制度、おしゃれなヘルメットの普及を通じて、「恥ずかしい」「ダサい」といったイメージを払拭し、着用の心理的ハードルを下げることが狙いだ。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


