アムステルダム港のスクラップ船火災が長期化、再びNLアラート発令
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昨日火災発生も、鎮火のめど立たず
この火災は5月15日(木)午後5時頃、アムステルダム・スクラップ・ターミナル(AST)社の貨物船上で発生。
火元
積載中の金属スクラップ船(Vlothavenweg沿いに停泊)
貨物倉
5区画中、最初に第4倉庫で発火 → 第3倉庫に延焼
火災当初、消防隊は第4倉のスクラップを船外に運び出しながら順次消火。しかし第3倉に延焼した後は、熱によりハッチが損傷し内部にアクセス不能となり、作戦の変更を余儀なくされた。消防は「代替案を現在検討中。消火には長時間を要する見通し」としている。
対応レベルをGRIP2に引き上げ
火災の規模と対応の複雑さから、現場指揮官は対応レベルを「GRIP2(地域的危機統制段階)」に引き上げ。これは複数自治体や政府機関の調整が必要な緊急事態で発令されるレベル。
これに伴い、金曜朝には2度目のNLアラート(緊急警報)で「Vlothavenwegで大量の煙を伴う火災発生。煙に近づかず、窓とドアを閉め、換気設備を停止してください」と発信された。
対象地域
・アムステルダムA10環状線内全域
(ノールト地区の一部を除く)
・隣接する地域や市外でも受信報告あり
(住民によっては既に5通の警報を受信)
スス被害と住民への影響
火災から出た煙とススは住宅地まで届き、車・窓枠・庭の家具・家庭菜園などに黒い汚れを残している。
消防のアドバイス
・ススは「ぬるま湯と石けん水」で洗い流す
・野菜にススが付着している場合は「食べない」こと
・換気口は閉じ、煙が入らないようにすること
長期戦の様相、今後の見通しは
現時点で火災の完全な鎮火にはまだ時間がかかる見通しで、船内スクラップへの再アクセスが可能になるまでの代替消火方法が検討されている。
アムステルダム市当局は、今後も煙の拡大や影響地域の変化に応じてNLアラートや健康上の助言を更新する予定。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


