社会
インフルエンザ流行、病欠者に早期復帰の圧力 労働組合が警鐘
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企業がインフル病欠者に早期復帰を要求
オランダでは現在、インフルエンザの流行により多くの労働者が病欠している。しかし、企業が従業員に対し早期復帰を求める圧力をかけていることが、労働組合 CNVの調査で明らかになった。この調査は 2,000人の労働者を対象に行われ、20%が病欠後すぐに職場復帰を求められたと回答。中には 病欠初日に上司から連絡があるケース もあり、16%の労働者は直接的な復帰要請を受けたとしている。
「回復を急ぐと感染リスクが高まる」
CNVのPiet Fortuin会長は「医師は十分な回復時間を取るよう勧めているが、多くの労働者はそれを許されていない」と指摘。無理な復帰を求めることで、長期的な健康リスクや職場内感染の拡大を招く可能性があると警告した。また、業務負担の高さから1/5の労働者が病欠を申請することを避け、1/3が体調不良でも働き続けているという実態も明らかになった。
「いま直面しているのはインフルエンザの流行だけでなく、“恥の文化”の問題でもある」(Piet Fortuin会長)
労働力不足の中でのプレッシャー
企業側は人手不足に直面しているものの、労働者への過剰な圧力は逆効果だとCNVは主張する。Fortuin会長は「84%の労働者はすでにできるだけ早く復帰したいと思っている。過度な圧力は不要であり、むしろ健康を害する」と述べ、企業側に対し、無理な復帰要求を控えるよう求めた。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


