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ユトレヒト中心部で爆発、複数の建物が崩壊―住民の有無は不明
社会

ユトレヒト中心部で爆発、複数の建物が崩壊―住民の有無は不明

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爆発と建物倒壊、捜索は続行中

木曜日の午後、ユトレヒト中心部のフィッシャーステーフ(Visschersteeg)にて、少なくとも一度の爆発とその後の火災により複数の建物が崩壊した。

事故発生から3時間以上が経過した時点でも、瓦礫の下に人が取り残されているかは不明である。救助された4人は軽傷を負い、UMCユトレヒト大学病院に搬送された。

複数の爆発音、現場は混乱

午後3時30分ごろ、複数の住民が爆発音を聞いたと証言しており、当局は「爆発が1回だけだったのか複数回だったのか判断がつかない」と説明している。

火災は消防の消火活動にもかかわらず、複数の建物に広がり、消防隊は安全上の理由から建物内には立ち入らず、地上と高所作業車からの放水にとどめている。

被害の深刻さと証言

爆発の衝撃は数百メートル離れたユトレヒト市議会庁舎にまで届き、庁舎内にいた職員らが驚くほどの強い振動だったと報告されている。

ある住民は取材に対し、「“ドン”という音がして、ドアが吹き飛び、冗談で“幽霊でも入ってきたのか?”と言った直後、外に出たら煙だらけだった」と話している。また、「ガスのようなにおいがした」との未確認証言もある。

非常事態宣言「Grip 2」発令

ユトレヒト市当局は火災を「非常に大規模な火災」と位置付け、Grip 2の地域非常事態レベルを宣言。これにより、市外から消防、警察、救急医療チームの応援派遣が可能となった。

被災者支援のために災害対応チームが現地に設置され、広域から救助隊が集結している。

周辺地域は広範囲に封鎖

非常サービス事務所によれば、被害はフィッシャーステーフ周辺の広い範囲に及んでおり、大規模な封鎖区域が設けられている。

この地域への立ち入りは緊急サービス関係者のみに制限されており、住民・観光客に対しては近づかないよう強く要請されている。

避難住民の対応とホテルでの支援

フィッシャーステーフ周辺に住む住民らは、近隣のホテル Karel V(カレル・ファン)に避難している。今夜どこで過ごすかは不明確であり、市職員と赤十字がホテルに常駐して、状況説明や心のケアにあたっている。

避難住民には、今夜中に帰宅できるか、あるいは仮住まいが必要かの判断が個別に伝えられている。建物の安全性確認が進んでいないため、多くの住民は自宅に戻れない見込みである。

安否確認とインフラ遮断

ホテル Karel V はまた、家族の安否確認の拠点にもなっており、住民の親族が避難状況を確認できるようになっている。

当局は、二次災害防止のため、フィッシャーステーフ付近の建物や周辺地域の電気・ガスを遮断している。これは火災・爆発時の標準的措置である。

市議会の声明

ユトレヒト市議会はSNS上で次のように共同声明を発表した:

「本日午後、我が街ユトレヒトは中心部で大規模な爆発と火災に見舞われました。今はまだ多くが不確かなままです。ユトレヒト市議会一同、影響を受けたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。」

参考

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