オランダ政府、移民局の遅延により3,700万ユーロの罰金支払い
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INDの遅延により3,680万ユーロの罰金
オランダの移民・帰化局(IND)は、2024年に3,680万ユーロの罰金を支払いました。 遅延による「強制金(dwangsom)」が課された背景には、家族再統合や亡命申請の処理の遅れが挙げられます。同局は前年よりも多くのケースを処理したものの、待機期間の長期化と申請数の複雑化が課題となっています。
Rhodia Maas局長は、「需要に対応するため努力しているが、バックログは増え続けている」と述べ、規制の変化や司法判決が業務をさらに複雑化させていると指摘しました。
家族再統合申請の急増と未処理案件
2024年、家族再統合を求める申請が急増し、現在75,000人以上が審査を待っています。これらの申請にかかる平均待機期間は70~84週間と、INDの目標を大きく上回っています。
亡命申請も同様に処理が遅延しており、2024年末時点で51,000件の案件が未処理となっています。亡命申請者の平均待機期間は53週間に達し、前年よりも増加しました。これに伴い、亡命申請の承認率は前年の61%から58%に減少しています。
法的課題の増加
家族再統合や亡命申請における処理遅延が法的課題を引き起こしており、訴訟件数が増加しています。 2024年には68,000件の司法手続きが終了しましたが、これは2022年の35,390件からほぼ倍増しています。申請者がINDの判断や遅延に異議を申し立てるケースが急増しているためです。
また、一般的な移住に関連する居住許可の異議申し立ても増加しており、2024年には27,780件が処理されました。これは2023年の19,770件から大幅な増加です。
INDの対応と今後の見通し
INDは、法廷出席率ほぼ100%を維持しており、亡命関連決定の87%、一般移住関連決定の86%が裁判所で支持されています。しかし、罰金や処理遅延により業務負担が増大している状況です。
Maas局長は、プロセスの簡素化と効率化が必要だと述べています。「我々がこの課題に対応するためには、安定した資金基盤と改革を実行する時間が必要です」と強調しました。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


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