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プラスチック製テイクアウト容器の追加料金ルール、正式に撤廃へ
政治・行政

プラスチック製テイクアウト容器の追加料金ルール、正式に撤廃へ

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追加料金、国会の要請で廃止へ

オランダ政府は、プラスチックを含む使い捨てテイクアウト容器への追加料金ルールを2026年から撤廃する方針を正式に発表した。これにより、たとえば、

・プラスチック層を含む紙製コーヒーカップ

・食品持ち帰り用のプラスチック入り使い捨て容器

といったアイテムに対して、カフェや飲食店が追加料金(サーチャージ)を請求する義務はなくなる。

この方針は、国会(Tweede Kamer)からの要請を受けたもの。環境担当のChris Jansen政務官(PVV)は、その旨を4月に議会へ書簡で通知した。

義務の実施は“有名無実化”していた

この追加料金制度は当初、プラスチック使用の削減と再利用容器の促進を目的としていたが、金額は店舗ごとの自由設定である点や徴収された金額は店舗の収益となるなど、制度としての実効性が疑問視されていた。

前政権下でも実質的な運用停止(監督機関への執行停止依頼)がされており、今回の新政権による完全撤廃はその流れを引き継ぐものだ。

店内飲食でもプラ入り容器をOKに?

VVDのMartijn Buijsse議員らが求めているもう一つの動きが、店内飲食時にもプラスチック層を含む使い捨て容器の使用を認めるというもの。

これは2025年の法改正で禁止予定だったが、議会多数の支持により、Jansen政務官は現在対応を検討中としている。ただし「条件付き使用の監視は困難」として、制度化の難しさも認めている。

ウェットティッシュ問題

加えて、同様に議会はプラスチック入りのウェットティッシュ禁止を控えるよう要請している。Jansen政務官はこれを受け、EUレベルでの「追加対策」へと方針転換する考えを示した。

なお、ウェットティッシュによる下水道詰まりは年間最大2,600万ユーロの損害を引き起こすとされており、「プラスチックを含まない製造は技術的には可能」とも強調している。

参考

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