社会
2025年春はオランダ史上最も乾燥した春に、降水量は1976年から半減
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1976年の記録的な乾春を超えるか
オランダの気象情報サイトWeeronlineによると、2025年春の降水量は3月1日以降わずか35ミリ。これは、これまで最も乾燥していた1976年(68ミリ)の記録を半分以下に抑える形となっており、記録的な“乾春”となるのはほぼ確実とされている。
特に乾燥が深刻なのは海沿いの地域で、ここ数か月で15〜20ミリしか雨が降っていない。一方で、国内最多の降水量を記録したのはヘールデ(Heerde)で、66ミリ。
降水赤字140ミリ超えの見通し
降水赤字(蒸発量と降水量の差)は5月14日(水)時点で100ミリを超え、このまま晴天が続けば5月27日には140ミリに達する予測。これは、農業・自然環境への深刻な影響を意味している。
実際、ここ数週間でもすでに複数の自然火災が各地で発生しており、森林火災リスクは非常に高い状態が続いている。
過去の乾春との比較
過去に「乾燥した春」として記録されていたのは2011年の52ミリ。これと比較しても、2025年の乾燥度は極めて異常なレベルにある。Weeronlineは「5月後半のわずかな天候の変化が、記録更新の有無を左右するだろう」とコメントしている。
日照時間も異常値
さらに、日照時間も過去最多レベルで推移している。
・3月だけで247時間の晴天
(日照記録)
・3月1日〜5月中旬の累計:635時間
(平年比+約10%)
・年初からの累計:800時間超
(過去最多)
これにより、気温上昇と地表からの水分蒸発がさらに進行し、乾燥傾向に拍車をかけている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


