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オランダ人の大多数が「宗教なし」でも社会的つながりを実感
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オランダ人の大多数が「宗教なし」でも社会的つながりを実感

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📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/140425-3)からの移行アーカイブです。

宗教離れが進む

Radboud University(ナイメーヘン)とVrije Universiteit Amsterdam(アムステルダム)による最新の「God in Nederland 2025」調査によれば、現在オランダでは国民のわずか27%しか教会や宗教団体に所属していないことが分かった。2015年の32%からさらに減少しており、長期的な宗教離れの流れが継続している。

しかし注目すべきは、宗教離れ=社会的孤立とはなっていない点だ。

新たな「つながり」の場

調査によると、オランダ人の多くは以下のような場を通じて社会的連帯を感じている。

・スポーツクラブなどの地域活動

・5月4日の「戦没者追悼の日(Dodenherdenking)」など公共儀式

特に戦没者追悼の日(Dodenherdenking)では75%が「国民との一体感を感じる」と回答しており、宗教以外のかたちでの共感・連帯が根付いていることがうかがえる。

例外も?Z世代の27%は信仰心あり

調査で注目されたのは、Z世代(おおよそ1997年以降生まれ)の信仰傾向。

Z世代の27%が「自分は宗教的」と回答し、これは一世代上(22%)よりもやや高い数値となっている。「宗教離れ」が進む一方で、若者層での“再関心”も一部で見られることが示唆された。

教会建築は「文化財」として支持

調査参加者の多くは、教会が政治的・社会的権威を持つことには否定的である。一方で、教会建築そのものには文化的価値を認めている。

番組『Kruispunt』(KRONCRV)では、ユトレヒトのJacobikerk教会を訪れた歴史家Maarten van Rossem氏が、「この美しさには思わず信仰心を抱きそうになる」と語り、教会が持つ象徴的・感性的な力にも注目が集まった。

調査の背景と信仰のこれから

この調査は、1966年から10年ごとに実施されている長期研究プロジェクトで、今回(2025年)は約2,000人の成人を対象に実施された。

宗教が公的空間から後退する一方で、文化・アイデンティティの一部として残り続けているという現代的な宗教の姿が浮き彫りになった。

参考

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