ガス田付近で地震発生─ドレンテ州でマグニチュード3.0
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ドレンテ州で未明に地震
オランダ北部ドレンテ州のエレフェルト・ガス田(Eleveld gas field)付近で土曜日未明、マグニチュード3.0の地震が発生した。オランダ気象研究所(KNMI)が発表した。地震は午前2時14分ごろ、アッセンの南東付近で発生した。自動観測による測定結果である。
この地震は自然の地殻活動ではなく、人間の活動によって引き起こされた「誘発地震」に分類されている。
誘発地震とは地下資源の採掘など人間活動によって引き起こされる地震で、オランダではガス採掘との関連が指摘されている。
広い地域で揺れを観測
揺れは周辺地域で広く感じられた。特にアッセン(Assen)の住民からは、揺れで目が覚めたという報告がSNS上に投稿されている。
ある住民はX(旧Twitter)に「アッセンでははっきり感じた」と投稿した。別の住民は「今聞こえた/感じたのはこれだったのか。もう一度寝られるといいけど」と書き込んだ。
家全体が揺れたとの証言も
より強い揺れや大きな音を感じたという声もあった。ある住民は「家全体が揺れ、大きな地鳴りがした」と述べている。
またNU.nlの読者の一人は、「突然大きな嵐が来たかのように振動し、その後家が激しく揺れた」と話している。
ガス田周辺では過去にも地震
今回の地震は、Aa en Hunze(アー・エン・フンゼ)自治体で発生した。ここはエレフェルト(Eleveld)ガス田の近くに位置する。この地域では2023年にも複数の地震が記録されている。
3年前には1か月の間に複数の地震が発生し、
・エークハール(Ekehaar)付近:マグニチュード2.2と1.3
・ホーフハーレン(Hooghalen):マグニチュード1.9
の揺れが観測された。
ガス採掘はすでに終了
エレフェルト(Eleveld)ガス田でのガス採掘は、採算が取れなくなったため数か月前に終了している。
しかし、ガス採掘による被害を巡る問題は続いている。
補償問題も議論に
今年初め、鉱業被害委員会(Commissie Mijnbouwschade)は、エークハール(Ekehaar)とホーフハーレン(Hooghalen)の住民に支払われている補償額について政府の判断と意見が異なると発表した。委員会の独自調査では、ガス採掘による被害を受けた住民に対し、より広い補償制度が必要であると指摘している。
オランダではガス採掘による誘発地震が長年問題となっており、特にフローニンゲン(Groningen)州では住宅被害が社会問題化している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


