寄付で実現、アムステルダム国立美術館の新たな彫刻庭園が秋に無料公開へ
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新たな国立彫刻庭園を設立へ
アムステルダムに位置するオランダ国立美術館(Rijksmuseum)は、ドン・キホーテ財団からの6000万ユーロにのぼる「例外的な寄付」を受け、国際的な彫刻庭園を開設する計画を明らかにした。
この寄付により、世界的に著名な彫刻作品が常設展示される公共庭園が誕生する。
同館館長のタコ・ディビッツ(Taco Dibbits)は「これは歴史的意義を持つ寄付であり、国立美術館にとって歴史的な瞬間である」と語っている。
世界的彫刻家の作品を常設展示
庭園には、アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)、ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois)、アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)、ジャン・アルプ(Jean Arp)、ロニ・ホーン(Roni Horn)、ヘンリー・ムーア(Henry Moore)といった、現代彫刻を代表する芸術家たちの作品が展示される予定である。
ディビッツ館長は「現代彫刻にふさわしい可視性をもたらすとともに、国立美術館の20世紀美術コレクションの前例のない強化となる」と述べた。
都市と自然が融合する庭園設計
新しい彫刻庭園は、ブールンウェタリング(Boerenwetering)、ルイスダールカーデ(Ruysdaelkade)、スタトホウダースカーデ(Stadhouderskade)の交差点に位置する。既存の3棟のパビリオンと隣接する庭園を統合し、カレル・ウィリンケン植物園(Carel Willinkplantsoen)と一体化して整備される。
また、芸術作品だけでなく、都市の生物多様性を高める環境設計も施される。22本の成熟した新しい樹木や、より多様な在来種の花や植物が植栽されることで、訪問者は自然とアートの融合を体験できるようになる。
2026年秋開園予定
この彫刻庭園は日中の時間帯に無料で一般公開される予定である。具体的な開園時間は今後発表されるが、ライクスミュージアムは2026年秋の開園を目指している。
アムステルダム市長のフェムケ・ハルセマ(Femke Halsema)は「これはアムステルダムのすべての人々への素晴らしい贈り物である。地元住民、都市の人々、そして芸術愛好家が、静かな自然環境と芸術の美に触れられるようになる」と歓迎の意を示した。
ドン・キホーテ財団とは
ドン・キホーテ財団は、国立美術館の最大の民間支援者であり、2013年の再オープン以降、同館の庭園で毎年開催されている彫刻展への支援を継続している。この財団の支援によって、これまでも庭園での展示はすべて入場無料で行われてきた。
今回の寄付は、こうした取り組みを恒久的なかたちで拡張し、市民と芸術の距離をさらに近づけるものとなる。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


