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自転車専用道に速度制限導入へ─自治体による実証実験が来年開始予定
社会

自転車専用道に速度制限導入へ─自治体による実証実験が来年開始予定

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速度制限の実証実験を開始へ

オランダ内閣は2025年より、自転車専用道における速度制限(義務または推奨)を各自治体が導入・試行できるようにする方針を発表した。

これはRobert Tieman臨時インフラ・水管理大臣(BBB)が議会に提出した新たな自転車安全のための複数年計画に盛り込まれている。また、荷物輸送などに使われる電動カーゴバイクを自転車道から車道に移す実験も並行して行われる予定である。この措置は、自転車道における質量・速度差による事故を減らすことを目的としている。

全国的な運用拡大も視野に

現時点では全国一律の法整備は行われていないが、Tieman大臣は「自治体はすぐにでも実験を開始できる」と述べており、実験結果次第では交通規則全体の見直しも検討される。

自転車事故は高齢者に集中

現在、自転車関連の死傷事故は交通事故全体の中で大きな割合を占めており、

・交通死亡事故の39%

・重傷者の70%

を自転車事故が占めるとされている。重傷者の3分の2は60歳以上である。このまま政策が変わらなければ、2040年までに事故件数が大幅に増加すると見込まれている。

新たな施策と目標

政府はこの課題に対処するため、5つの新たな安全施策に4,900万ユーロ(約77億円)を投入する予定である。

主な施策は以下の通り:

・速度差の縮小(例:自転車道の速度制限)

・転倒リスク軽減のための高齢者向けトレーニング強化

・違法改造電動自転車の取り締まりや赤信号無視の減少

・ヘルメット着用の普及推進(10年以内に25%の着用率を目指す)

なお、2023年時点でのヘルメット着用率はわずか4%にとどまっている。

参考

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