ハーグに国内最高層住宅タワー構想─高さ230m案に住民と政治が対立
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国内最高層タワー計画
ハーグ(The Hague)市で、中央駅近くのベルビュー地区(Bellevue)に高さ230メートルの住宅タワー2棟を建設する計画が検討されている。
実現すれば、ロッテルダム(Rotterdam)のザルムトーレン(Zalmtoren)の215メートルを超え、国内最高層となる。また将来的には285メートル級の別プロジェクトも構想されている。
計画は紆余曲折
この開発計画は長年にわたり変更が続いてきた。
当初の180メートル案は「高すぎる」として160メートルに縮小されたが、その後再び180メートルに戻された。建設コストの上昇もあり進展は停滞していたが、今回の230メートル案は従来より約50メートル高い。
住民の強い反発
地域住民は計画規模に強い懸念を示している。約1,800戸、約2,000人の新規居住により、自転車や車の増加、ごみ処理など都市機能への負担が急増すると指摘されている。
さらに、学校や医療機関、スポーツ施設の不足も深刻な問題とされている。
環境・生活への影響
住民は緑地の減少や環境補償の不透明さにも不満を示している。
また高層建築による風の強化や日照不足も懸念されている。すでに風が強い地域であり、さらに悪化する可能性があるとされる。
政治の対立
市議会内でも意見は分かれている。
VVD:高さに反対し、より低い案を支持
D66:計画自体は否定せず、詳細説明を求める
正式な議会討論も予定されている。
都市開発と住宅不足
ベルビュー地区は、住宅不足解消を目的とした「中央イノベーション地区」の重要エリアとされている。
中心部での高密度開発を進める一方、住環境とのバランスが大きな課題となっている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


