オランダの銀行口座がTelegramで違法売買 資金洗浄や詐欺に悪用の恐れ
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Telegramで銀行口座の違法売買
オランダのニュースメディアBNRの調査により、Telegram(テレグラム)のグループで銀行口座が違法売買されている実態が明らかになった。売買対象となっているのは、Bunq、ING、SNSを含むオランダの主要銀行の口座で、価格は以下の通り:
・Bunqの口座:150ユーロ
・SNSの口座:175ユーロ
・INGの口座:400ユーロ
BNRの記者が買い手として潜入調査を行ったところ、175ユーロの仮想通貨でSNS銀行の口座を数時間以内に購入できたという。この口座は最近開設されたばかりで、残高はゼロ。口座名義人は54歳の女性で、口座が不正売買されていることを知らなかったと話している。
口座はどのように売買されるのか?
口座の取得方法については以下の2つの可能性が指摘されている:
1.名義人が「小遣い稼ぎ」として口座を売ったケース
・Telegramグループでは、「リスクなし」「5分の作業で2,000〜15,000ユーロ稼げる」として口座開設の募集広告が出回っている。
・銀行口座を開設後、詐欺グループに売却する手口が広がっている可能性がある。
2.サイバー犯罪者による不正取得
・フィッシング詐欺やマルウェア(インフォスティーラー)を使って、口座情報を盗む手口も考えられる。
・SNS銀行の親会社であるDe Volksbankは、「口座名義人が自主的に提供した可能性がある」との見解を示しているが、犯罪者による不正取得の可能性も否定できない。
売買された銀行口座の危険性
専門家は、これらの違法に売買された銀行口座がマネーロンダリング(資金洗浄)や詐欺に悪用される可能性が高いと警告している。オランダ銀行協会(NVB)の広報担当者は、「口座を売ることは、犯罪に加担する行為と見なされ、逮捕・起訴される可能性が非常に高い」と述べ、以下のリスクを強調している:
・口座名義はそのまま残るため、違法取引の責任を問われる可能性がある
・マネーロンダリングに利用された場合、資金の出所を問われるリスクがある
・詐欺行為の被害者に損害賠償を求められることもある
「気軽な副業感覚で口座を提供すると、取り返しのつかない事態に陥る」と警鐘を鳴らしている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


