エンスヘーデ市、繁華街でファットバイク禁止─オランダ初の規制
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繁華街でファットバイク禁止
オランダ東部の都市エンスヘーデ(Enschede)は、国内で初めてファットバイクを特定エリアで禁止する自治体となった。規制は今週、新しい交通標識と条例の更新後に施行される予定で、早ければ水曜日から開始される。
対象となるのは、中心部の歩行者ショッピングエリアのスタッツェルフ(stadserf)だ。
営業時間中は走行禁止
規制では、タイヤ幅7センチ以上の電動自転車をファットバイクと定義し、次の時間帯に走行が禁止される。
月〜土:10:00〜18:00
木曜:10:00〜21:00
日曜:12:00〜17:00
最初の2週間は警告のみだが、その後は違反すると、115ユーロの罰金が科される。
安全面の懸念
この規制は、昨年夏に市議会で可決された提案に基づく。提案を出したVVD(自由民主党)のラシェル・デネボーム(Rachel Denneboom)議員は次のように説明した。
「混雑した場所でファットバイクにぶつかった、あるいは危うく事故になりそうだったという話をよく聞きます」
一部政党は反対
ただし、議会ではPvdA、GroenLinks、Enschede Andersの3党が反対した。彼らは、この規制が「市民に対する法的実験」になる可能性を懸念している。
オランダではファットバイクは電動アシスト自転車(e-bike)として扱われ、道路交通法(Road Traffic Act)の対象となる。そのため、自治体単独での規制は法的に複雑だと指摘されている。
全国規制の議論
今回の措置は全国でも注目されている。政府内では、自治体ごとに規制が異なる「ルールのパッチワーク化」を避けるため、全国レベルの規制が議論されている。
新しい規制案には最低年齢の設定、若者へのヘルメット義務などが含まれる可能性がある。
業界は反発
ファットバイク販売会社La Sourisは、この規制に対して法的措置を取った。同社は「全国規制がない状態で自治体が禁止することは認められない」と主張している。
また一部メーカーはタイヤを少し細くするなどの変更で、エンスヘーデの定義を回避できる可能性も指摘している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


