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事故や暴力被害者の撮影・拡散を禁止する法案を提出へ
政治・行政

事故や暴力被害者の撮影・拡散を禁止する法案を提出へ

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📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/110325-1)からの移行アーカイブです。

被害者の撮影拡散を禁止

オランダの政党GroenLinks-PvdAとCDAは、事故や暴力事件の被害者を無断で撮影し、その映像を拡散する行為を禁止する法案を提出する。火曜日の議会で法案が発表される予定で、違反者には最長1年の禁錮刑または最大9,000ユーロ(約145万円)の罰金が科される可能性がある。

SNSでの拡散が遺族に深刻な影響

CDAのDerk Boswijk議員は「こうした映像が娯楽目的でSNSに拡散されるのは言語道断」と述べた。また、GroenLinks-PvdAのSongül Mutluer議員は、「遺族がInstagramやTikTok、X(旧Twitter)などで繰り返し被害映像を目にすることは、極めて深刻なトラウマを引き起こす」と指摘。

さらに、通行人が助けを求めるよりもスマートフォンで撮影することを優先する現状にも懸念を示した。

最初に拡散した者のみを処罰対象に

この法案は7年間にわたり準備されてきたが、言論の自由を侵害する可能性や警察の取り締まり能力が問題視され、国務院(Council of State)から批判を受けていた。そのため、改訂版では以下のように修正、

・処罰対象は「最初に拡散した者」に限定

・警察や被害者の家族と相談せずに公開した場合のみ起訴される

この改訂により、より慎重な運用が可能になると考えられている。

参考

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