オランダの国際学生が減少、一方で教員養成課程の志願者は増加
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国際学生の減少に懸念
2023年夏、オランダの大学に入学した国際学生の数が前年比で6%減少し、応用科学大学(Hogescholen)では4.5%減少しました。大学の統括機関である「オランダ大学協会(Universities of the Netherlands)」は、最終的な登録数を公表し、「この傾向は憂慮すべき」と述べています。同協会は、「一部の学位プログラムが存続の危機に直面しており、オランダの労働市場が優秀な国際人材を失う恐れがある」と警告しています。
この傾向は、昨年11月に発表された暫定データと一致しており、同協会は今後さらに国際学生が減少する可能性があると予測。政府は、英語で提供される学位プログラムの削減など、留学生の受け入れ制限を進めています。
教員養成課程の志願者が増加
一方で、オランダの応用科学大学では、教員養成課程に登録する学生の数が増加しました。2023年夏に約12,700人が教員養成課程に入学し、前年比で約6%増加。特に小学校教員養成課程では9%の増加が見られ、2020年以来最多の志願者数となりました。
オランダの教育担当副大臣マリエレ・ポール(Mariële Paul)氏は、この結果を歓迎し、「教育現場では、優れた意欲的な教師を必要としており、新しい学生数の増加は素晴らしいニュースです。今後もこの成長を継続させることが重要です」とコメントしています。
高等職業教育の登録者数は微増
オランダの高等職業教育(HBO)全体では、今年度の総登録者数が約10万8000人となり、前年よりわずかに増加しました。これは、2020年以降続いていた登録者数の減少傾向が初めて反転したことを意味します。応用科学大学別では、ユトレヒト応用科学大学(Hogeschool Utrecht)が最も多くの新入生(12,428人)を受け入れましたが、前年より1%減少しました。一方、アムステルダム応用科学大学(Hogeschool van Amsterdam)では登録者数が5%増加し、12,369人が入学しました。また、ロッテルダム応用科学大学(Hogeschool Rotterdam)やフォントイス応用科学大学(Fontys)でも1万人以上の新入生を受け入れました。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


