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アムステルダム北部に都市型サーフィン拠点構想、2029年の実現目指す
社会

アムステルダム北部に都市型サーフィン拠点構想、2029年の実現目指す

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アムステルダムにサーフィンを

アムステルダム市内でサーフィンが可能になるかもしれない。地元起業家のJaap Kersten氏とPaul Brouwer氏が、アムステルダム北部のヨハン・ファン・ハッセルツ運河(Johan van Hasseltkanaal)にウェーブプールを作る計画を打ち出した。

目的は明確だ。「南フランスやオランダ南部まで行かなくても、市内でサーフィンできる場所を作りたい」とケルステン氏は語る。ロッテルダムにある人気波プール「rif010」からヒントを得て、2029年の開業を目指している。

自転車でサーフボードを運ぶ未来

計画が実現すれば、ノールト(アムステルダム北部)には初心者から上級者まで楽しめる人工波プールが誕生する。両氏はGoogleマップを使って市内の候補地7ヶ所を検討し、運河沿いの再開発対象エリアであるこの場所に決定。現在は市民からの意見募集フェーズに入っている。

「小学生の子どもを迎えに行く途中、ふと思いついたアイデアが、ここまで形になった」と語るKersten氏。専門家や投資家とも協議し、プロジェクトを進めている。

懸念と「緑の共存型波プール」

近隣住民からは、「緑地が奪われるのでは」という懸念の声も出ている。だが、両氏はウェーブプールを植物・動物・市民が共に楽しめる「緑の水上公園」の一部として設計する意向を示している。

市の既存計画にもとづき、人工島を作って生物多様性や水遊びを促進する空間を整備。その中に波プールを組み込み、住民や来訪者が水辺でアクティブな市民生活を楽しめる空間を目指す。

サーフィン+街づくり

波プールの計画は単独で終わらない。「サーフ・ディストリクト」構想として、New Amsterdam Surf Association、Skate Cafe、トレーニング団体Surfanaとの連携も視野に。

・サーフボード製造

・サーフ/スケート系ファッションショップ

・飲食店

・アクティビティセンター

といった地域連動型ビジネスも生まれる可能性がある。

サーフィンを日常に

ロッテルダムのセッション料金は約50ユーロだが、Kersten氏らは「スポンサーや市パス制度を活用して、アムステルダムではより安価に」を目指すという。とくに子ども向けの利用を推進し、「誰もが楽しめる“街のサーフ文化”を育てたい」と話している。

実現の可否は2025年以降に判明

この構想が本格的に進むかどうかは、来年発表予定の地区コンセプト計画に組み込まれるかにかかっている。だがKersten氏は楽観的だ。「波プールと緑の水上公園が合わさることで、ブイクスロテルハム(Buiksloterham)という革新的な地区にふさわしい活気を生む」と語っている。

参考

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