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車内アルコール検知装置で飲酒運転が大幅減少、長期的効果が期待される
社会

車内アルコール検知装置で飲酒運転が大幅減少、長期的効果が期待される

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終了から数年後も効果継続

アムステルダム自由大学(Vrije Universiteit Amsterdam)が実施した最新の研究によると、かつてオランダで実施されていたアルコール検知装置付き運転免許制度(Alcoholslotprogramma/ASP)は、プログラム終了後も持続的な行動変容を促していたという。

この研究では、2011年から2016年にかけて実施された制度の参加者を追跡調査し、プログラム未経験者との比較分析が行われた。

アルコール検知装置とは?

ASPの中核をなすのは「アルコール・イグニッション・インターロック(alcohol ignition interlock)」と呼ばれる車内装置である。これは運転前に呼気検査を行い、基準値を超えるアルコールが検出された場合、車のエンジンが始動しない仕組みになっている。

この装置の導入により、飲酒運転の再発防止が図られていた。

法的には終了

プログラムは法的理由により2016年に終了したものの、研究者マルティーネ・ブロム氏(Martine Blom)は「この装置によってドライバーの習慣が変化し、結果として交通安全が大幅に向上した」と評価している。

ASP対象者はプログラム終了後も、飲酒運転の再犯率が有意に低く、これは単なる強制措置ではなく、習慣そのものに変革をもたらした証拠とされている。

プログラムとの併用で更なる効果

ASPでは、アルコール検知装置の装着に加え、個別フィードバックを含む教育プログラムの受講も義務付けられていた。これにより、単に装置に頼るのではなく、自身の行動とリスクを認識し、再犯防止への動機づけが行われた。

研究は、すでに終了した制度であっても、適切な仕組みと教育によって長期的な安全意識が醸成される可能性を示している。オランダのみならず、他国でも同様の取り組みへの応用が期待される。

参考

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