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国民の多数が飲酒運転対策を支持 再犯者に「アルコールロック」求める声
社会

国民の多数が飲酒運転対策を支持 再犯者に「アルコールロック」求める声

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📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/100225-3)からの移行アーカイブです。

国民の多数が飲酒運転対策を支持

オランダでは、飲酒運転に対する厳罰化を求める声が高まっており、特に再犯者に対する「アルコールロック」の導入を支持する国民が84%に達していることが、被害者支援基金(Victim Support Fund)の依頼で行われたIpsos I&Oの調査で明らかになりました。オランダでは毎年75~140人が飲酒運転による事故で死亡し、数千人が負傷しています。さらに、飲酒運転による事故が社会に与える経済的損失は、年間6億5300万~14億ユーロ(約1,020億~2,200億円)にのぼると推計されています。

再犯者への「アルコールロック」導入を支持する声が圧倒的

調査によると、回答者の84%が飲酒運転の再犯者に「アルコールロック」を義務化すべきだと考えていることが分かりました。

アルコールロックとは?

・車に取り付ける呼気検査装置
・運転前に息を吹きかける必要があり、アルコールが検出されるとエンジンが始動しない仕組み

厳格な制裁措置を求める声も強く、

・89%:「2年以内に3回の重大違反をしたドライバーの免許取消し」を支持
・40%:罰金を支持
・20%:懲役刑を支持

ゼロ・トレランスを求める国民73%

現在、オランダの法律では運転前にワインやビールを「2杯まで」飲むことが許可されています。しかし、73%のオランダ国民が「ゼロ・トレランス(完全禁止)」を支持し、「飲酒運転は一切認めないルールに変更すべき」と考えている。

「アルコールロックの導入を罰則ではなく『安全対策』と考えてほしい。何度も飲酒運転をする人から社会を守るだけでなく、本人自身も事故から守ることになるのです。」(ブラウワー氏)

今後の展望

オランダでは過去にもアルコールロック導入の試みがありましたが、制度の複雑さや費用の問題で中止されました。しかし、国民の支持が大幅に高まっていることと、飲酒運転による事故の社会的コストが非常に高いことを考えると、再び導入される可能性が高いとみられます。今後、飲酒運転の規制が一層厳しくなるかどうかに注目が集まっています。

参考

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