冬の寒波で停電リスク警告―複数州で電力網“切り替え遮断”の可能性示唆
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電力網の限界と冬の需要ピーク
電力網を運営するEnexisは、寒波が訪れた冬の日には地域によって電力網に過大な負荷がかかることを懸念している。特に北部・東部・南部の複数州(グローニンゲン、ドレンテ、オーファイセル、北ブラバント、リンブルフ)において、一部地域では電力負荷を賄いきれず、送電を一時停止せざるを得ない可能性があるという。
極度の寒さにより、暖房など電力消費が集中する朝(7時~10時)や夕方(16時~21時)の時間帯が最もリスクが高いとされている。Enexisは、極寒日にはそのピーク時間帯を避けて電力使用を分散してほしいと呼びかけている。
停電の可能性と対象地域
Enexisによれば、これらの抑制策だけでは網の過負荷を防ぎきれない場合、最悪のケースでは 22地域 で一時的な停電措置が取られる可能性があるという。停電時間は数時間に及ぶ可能性があり、寒さが続く場合には連続的な停電が発生する可能性も否定できない。
電力網を完全に停止させることを避けたい理由として、ケーブルや変電所などへの損傷リスクが挙げられている。送電設備が破損すると、復旧にも長時間を要し、停電が拡大・長期化するおそれがある。
対策と省エネ要請
住民・企業には、ピーク時間帯に電力使用を控えるよう要請がなされており、特に暖房・電気機器・車の充電などをピーク外へ移すよう呼びかけられている。加えてEnexisは、企業に対してピーク時の電力使用削減を義務化する案も検討中であるが、完全な保証はできないとしている。
ノールト・ブラバント州(北ブラバント)では、電力網の混雑を緩和するために州が出資利益を放棄してEnexisへの追加投資を行う構えである。また、エイントホーフェン、マーヘーゼ、ブラーデルなどの間の主要送電ルートに関しては、許認可権限を州が取り込むことで意思決定を加速させる動きもあると報じられている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


