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熱波に備えた次世代人工芝、アムステルダムとハーレムで試験導入へ
社会

熱波に備えた次世代人工芝、アムステルダムとハーレムで試験導入へ

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暑さに強い人工芝の導入計画

アムステルダム市とハーレム市は今後の気候変動に対応するため、熱に強い設計の次世代人工芝フィールドを導入する計画を発表した。この新たなピッチは、極端な暑さや集中豪雨といった気候変化に対応しつつ、スポーツ利用者の熱ストレスを軽減する仕組みが施されている。

人工芝の下には雨水貯留システムが設置されており、乾燥時にはその水を使ってピッチを冷却することができる。従来の人工芝は夏季には70度に達することもあるが、新設されるピッチでは温度の上昇を抑えることができる見込みだ。

年間を通じて使えるスポーツ施設へ

アムステルダムのスポーツ担当副市長Sofyan Mbarki氏は、「今後は極端な高温と向き合うことが増える。そのため、私たちのスポーツフィールドを持続可能なものに適応させなければならない。新しいピッチは、従来のものより年間を通じて使用できるため、スポーツの機会が大幅に増える」と述べた。

今後10年間で、最大270面の次世代人工芝フィールドを設置予定であり、その一部は既存の人工芝の置き換え、その他は新規開設となる。また、天然芝のフィールドも引き続き残す方針だと市の広報担当者は述べている。

まずは3面のテストフィールドから

2025年初頭には、アムステルダムに2面、ハーレムに1面の計3面の小規模テスト用フィールドを設置。ここで各種技術を小規模に試験し、問題点を洗い出した後、本格的なサッカーやホッケー用のフルサイズ・フィールドに展開する。

さらに、将来的には一部のフィールドでエネルギー生成やCO₂排出削減の技術導入も目指しており、現在その技術開発も進行中だ。

都市全体のスポーツ施設整備へ

現在、アムステルダム市内には40のスポーツパークが存在し、アムステルダムとハーレムの両自治体はあわせて約400ヘクタールのスポーツ施設用地を所有している。今回のプロジェクトは、その活用方法を気候変動時代に即した形に再設計するものとなる。

参考

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