エンスへデが国内初、中心市街地でファットバイク禁止を承認
📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/090725-2)からの移行アーカイブです。
禁止決議と副市長のコメント
エンスへデ市議会は7月8日、中心市街地でのファットバイク使用を禁止する動議を可決。副市長Marc Teutelink氏は、「標準的な禁止は難しい。APV(一般地方規制)をうまく運用する“トリック”を模索する」と語り、実行可能性に対する疑問を示しつつも、市民からの強い要望に応える姿勢を示した。
動議提出の背景と支持政党
VVD、Volt、Burgerbelangen Enschede、CDAの4党が動議を提出。VVDのRachel Denneboom氏は、「ファットバイクは“スクーターの仮装”にすぎず、歩行者が危険に晒される」として強い支持を表明した。
地元住民からも、歩道を高速で通行する行為に対して「歩行者が安全に感じられない」との不安が寄せられている。
実現性に対する懐疑と批判
一方で、GroenLinksのRobin Wessels議員は、「公約だけで、実行できるとは思えない。無責任」と厳しく批判。また、Van Ek/WoltjerグループのPiet van Ek氏は「単なるパフォーマンス」と評価し、動議の法的根拠に懐疑を示している。
法的専門家も、「ファットバイクは電動アシスト自転車であり、分類上スクーターではないため、区別禁止を真正に正当化しづらい」と指摘している。
法的な“抜け道”の有効性
エンスへデ市は、APV(一般地方規則)を活用し、ファットバイクを特定条件下で規制可能か模索中。しかし、
・実際には区別が困難
・「スクーター」の定義では電動アシスト自転車は対象にならず
・法的判断が裁判で覆される可能性もある
といった法的課題が残る。
市民の反応
“ファットバイクは畜生みたいだ” “小学生の悪ふざけレベル。パフォーマンスでしかない” 市民からは歓迎する声よりも、「子どもじみた議論」「代替案なし」といった冷ややかな意見が多く見受けられている。
市議会の可決は象徴的な一歩であるものの、実際に法として運用に移せるのかは不透明。今後は、副市長や行政部局が法務的解釈をどう動かすか、裁判に発展する可能性も含めて注視する必要がある。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


/s3/static.nrc.nl/images/gn4/stripped/data147562008-0eb5db.jpg)

