「命を落としかけた若者たち」オランダで電子タバコによる重症例が続出
📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/090525-1)からの移行アーカイブです。
「電子タバコで人工心肺装置」
オランダのテレビ局RTL Nieuwsによる調査で、過去数カ月間に少なくとも5人が電子タバコによって命の危機に陥ったことが明らかになった。5人のうち4人は肺機能が著しく低下し、人工昏睡と人工呼吸管理が必要になった。
この5人は互いに面識がなく、異なるブランド・フレーバーの電子タバコを使用していたが、いずれもオランダ国内で違法な製品だった。
病院が深刻な肺疾患例を報告
RTLが全国の病院を対象に行った調査では、16病院が複数の電子タバコ関連患者を受け入れていた。症状は多岐にわたり、以下のような深刻なケースも確認されている。
・肺虚脱
・肺炎
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
患者の多くは若年層だったという。
「あと数時間遅ければ助からなかった」
被害者の1人は10代の少女で、大学病院のICUに数週間入院。人工心肺装置(ECMO)を使用し、心肺機能を一時的に外部に委ねて命をつないだ。
また、28歳男性は大量に血を吐いて重体となり、集中治療室で家族が「最期の別れ」に駆けつけるほどの状態に。17歳少年、19歳男性、40代男性も同様にICUに入院し、一部は急性間質性肺炎と診断された。医師は「あと数時間遅ければ助からなかった」と語っている。
なぜ重症化するのか
アントニ・ファン・レーウェンフック(Antoni van Leeuwenhoek)病院の呼吸器専門医 Frank Borm氏によれば、同じ製品を使っても症状の出方には個人差があり、「ある人は肺出血を起こして重体、別の人は何も起きない」と説明。
Borm医師は「この電子タバコの流行は、コロナに似ている。一人は鼻水で済み、もう一人は命を落とす。つまり誰にでも起こり得るということだ」と語っている。
研究所「親子で話し合って」
トリンボス研究所のEsther Croes氏は、保護者に向けて「お子さんがVapeを使っているか聞いてください。このニュースを伝えてください。これ以上の悲劇を防がなければなりません」と呼びかけている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


