Arnhemの大規模火災、放火の疑いで3人逮捕
📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/090325-3)からの移行アーカイブです。
放火の可能性で3人を逮捕
警察は土曜夜、Arnhemの歴史地区で発生した大規模火災に関連し、3人の男を放火の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、Arnhem在住の30歳と57歳の男性、そして住所不定の41歳の男性。警察は防犯カメラ映像や市民からの情報提供をもとに捜査を進め、今回の逮捕に至った。現在、3人は外部との接触が禁止される「完全制限措置下」で拘束されており、弁護士以外と連絡を取ることは許されていない。
市長「放火は許されない卑劣な行為」
ArnhemのAhmed Marcouch市長は、逮捕に対して「放火だったとすれば、非常に胸が痛む」と強く反応した。X(旧Twitter)に投稿した声明では、「多くのArnhem市民が家や財産を失い、街の中心部には消えない傷が残ることになる」と述べ、火災を引き起こした者を「許されない卑怯な行為をした」と非難した。また、市長は「警察の徹底した捜査に感謝する」と、逮捕に至った捜査チームを称賛した。
火災の発生と被害状況
火災は、3月5日(水)深夜から6日(木)未明にかけて発生した。出火元は、Varkensstraat(ヴァルケンストラート)沿いにあるパーティー用品店「SoLow」の脇壁付近とされている。複数の情報源によると、可燃性の液体がゴミ箱に投げ込まれた可能性があり、その後炎が広がったとみられる。
この火災により、150年以上の歴史を持つ建物を含む複数の商業施設や住宅が全焼し、街の中心部の一角が完全に崩壊した。
主な被害状況
・火元の建物は全焼し、後に取り壊された
・少なくとも10棟の建物が深刻な損傷を受け、一部のファサード(建物の正面部分)のみが残った
・Arnhem市民5人が自宅を完全に失い、数十人が帰宅できるかどうか未定
火災は非常に激しく、消防隊は丸一日以上かけて消火活動を行った。
警察の大規模捜査、現場調査は遅れも
オランダ警察は、今回の火災を重大犯罪捜査班(TGO*)*による大規模な刑事事件として扱っている。しかし、現場の建物が崩壊の危険性があったため、詳しい火災原因の鑑識調査は数日間遅れた。ようやく土曜日になって、専門チームが現場に立ち入ることができた。
警察は「放火の可能性を最優先に捜査しているが、他の原因も排除せず、慎重に調査を進めている」と発表している。
地域住民による支援活動が広がる
火災で住む場所を失った人々を支援するため、Arnhemの地域住民や企業が自主的に支援活動を始めている。
・地元のランチカフェが支援物資の寄付を募る活動を開始
・被災者のためのクラウドファンディングが立ち上げられ、すでに1万6000ユーロ(約260万円)以上が集まる
また、火災の影響で発生したアスベストの除去作業も並行して進められており、専門チームが現場の除染を行っている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


