「ニュートリロン」粉ミルクで乳児が体調不良に―ネスレ社に続く事例
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嘔吐や下痢、ぐったり…
オランダ国内で乳児用粉ミルク「ニュートリロン(Nutrilon)」を飲んだ後に体調を崩したという報告が急増している。親たちはRTL Nieuwsに対し、「嘔吐、下痢、腹痛、倦怠感」などの症状があったと語っており、中には入院を要したケースもあった。
RTL Nieuwsにはこれまでに30人の親が連絡を寄せており、その多くが共通して「粉ミルクの摂取後に急変した」と証言している。
大規模リコールを発表
「ニュートリロン」はフランス系大手食品企業**Danone(ダノン)**が製造する乳児用粉ミルクである。
同社は金曜日、14種類・44ロットに該当する製品をオランダ国内で自主回収することを発表した。対象となる製品のリストは公式サイトで確認可能であり、該当製品の使用中止が呼びかけられている。
現在フランスでは乳児2人の死亡例に関する調査も進められているが、ネスレの粉ミルクとの関連は確認されていない。
「ニュースを見て初めて気づいた」
ある父親は、「うちの子は3か月間、問題なくこの粉ミルクを飲んでいた。だが水曜日、保育園で急に体調を崩し、救急車が2台も出動した」と語っている。
また、別の母親は、「息子をベッドから出したら、全身とベッドが嘔吐物で覆われていた。それまで一度も病気になったことのない子だった」と話す。ニュース報道で自宅の製品がリコール対象であると気づいたという。
食品安全当局とDanoneの対応
オランダ食品センターの専門家、ウィーケ・ファン・デル・フォッセン(Wieke van der Vossen)氏は、「症状と粉ミルクとの因果関係は現時点で確認できていないが、保護者の不安は理解できる」と述べた上で、「もし授乳後に嘔吐や下痢などの症状があれば、すぐに医師に相談を」と呼びかけた。
Danone側は、「市場に流通中には苦情は一件も受けていない」としつつも、オランダ食品・消費者製品安全局(NVWA)との協議の上でリコールを実施したと説明。「製品は厳格な品質管理のもとで製造され、十分な検査を経ている」と強調している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


