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10月29日に次期総選挙実施へ―約1億ユーロ規模の準備が進行中
政治・行政

10月29日に次期総選挙実施へ―約1億ユーロ規模の準備が進行中

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10月29日実施が正式決定

オランダ内務省のJudith Uitermark暫定大臣は6月7日、次回国政選挙の日程を2025年10月29日(水)と正式発表した。この決定は、選挙管理委員会の提案に基づき、オランダ市町村連合(VNG)も実施可能と判断した。

これは、極右PVVのGeert Wilders党首が連立離脱を表明し、Schoof内閣が崩壊したことを受けたもの。同党が担当していた移民政策の停滞を理由に支持を引き上げたが、実質的には内部対立が主要因とみられている。

夏・秋休暇が日程決定のカギ

選挙実施日が10月下旬となったのは、7月5日以降始まる南部の夏休暇、10月中旬の秋休暇、および政党や自治体の準備期間確保など複数要因による。Uitermark大臣は「早すぎず、遅すぎず、選挙に最も適した妥協点」と説明している。

通常、全国選挙には9か月程度の準備期間が必要とされるが、今回は約4か月半で対応する形となる。

選挙コストは約1億500万ユーロ

VNGの試算によると、今回の選挙では有権者1人あたり7.79ユーロのコストが見込まれ、合計で約1億496万ユーロ(13,473,750人の前回登録有権者数に基づく)が想定されている。ただし、有権者数の変動やインフレ影響により、実際の金額は前後する可能性がある。VNG報道官は「最終的な費用は選挙後に明らかになる」と述べている。

A3投票用紙の導入はテスト段階

投票用紙の簡素化を目的としたA3判サイズの試験導入については、現段階では昨年と同じ5自治体(アルフェン・アーン・デン・レイン、ボーケル、ボルネ、ミッデン=デルフラント、ティナールロー)で継続される。

VNGは「住民にとって混乱を避けるため、試験地域以外への拡大は行わない」とし、拡大にはさらなる準備が必要と説明した。

今後のスケジュール

現時点では、下院(Tweede Kamer)の正式解散はまだ宣言されていない。解散が発表されると、新たな下院議員の就任は通常90日以内に行われる。また、選挙から約2週間後に議員宣誓式が実施されるのが慣例だ。

選挙実施日が決定されたことで、今後は各政党の候補者選定・政策発表・キャンペーン展開が本格化する。混乱した右派連立の再編成、あるいは左派勢力との協力を模索する動きなど、今後の連立交渉が注目される局面となっている。

参考

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