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アムステルダム中央駅前の象徴「フィーツフラット」年内に解体へ
社会

アムステルダム中央駅前の象徴「フィーツフラット」年内に解体へ

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立体駐輪場がついに解体へ

アムステルダム市は、中央駅(Centraal Station)前に長年設置されていた立体駐輪場「フィーツフラット(fietsflat)」を、2025年末までに解体すると正式に発表した。これは現地紙Het Paroolが報じたもので、市の交通担当助役 Melanie van der Horst が決定を確認している。

フィーツフラットは、

・1999年に仮設として建設
 (当初は5年使用予定)

・しかし実際は20年以上使用され、市民、観光客に親しまれた

・2023年1月に閉鎖され、代わりに地下駐輪場がオープン

新設の地下駐輪場は十分余裕あり

Van der Horst 助役は、「新しい地下駐輪場の利用率はまだ半分程度にとどまっており、旧施設を維持する必要はない」と述べている。

メインの地下駐輪場「Stationspleinstallatie」の利用率は50%。もう一つの地下施設「IJboulevardstalling」は35%の稼働にとどまっている。

閉鎖後に「迷惑行為」増加

フィーツフラット閉鎖後、周囲では以下のような都市的課題が浮上していた。

・ホームレスの集まりによるごみの散乱や治安悪化

・工事用フェンスへの放置自転車の増加

・周辺住民からの苦情と反発

このため、市は「再開は現実的ではない」と判断し、再利用よりも解体と再開放を優先する方針を示した。

解体は半年以上かけて慎重に実施

市はフィーツフラットの解体を「循環的」かつ資源効率的に行う方針で、建材の再利用を計画している。なお、構造自体はあと50年は使用可能な設計だったが、都市空間の再構築と需要減により撤去が決定された。

フィーツフラットは、その独特のデザインとシンボリックな存在感から観光客にも人気があり、ASVA学生連盟や労働党PvdA(センター地区)は、長期駐輪場としての再開を提案していた。一部では、テラスやレストランへの転用、文化財指定の声もあった。

文化保存派は「空間の解放」支持

一方で、市の方針を支持する保存派の声もある。アムステルダム旧市街友の会(VVAB)のWalther Schoonenberg書記は「駅前空間は何も置かずに開放されたままが理想的」としている。

都市景観擁護団体「Voordestad Amsterdam」の会長 Rogier Noyon 氏も同様の立場で、「公共空間の障害物は極力少なくあるべき」と強調している。

参考

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