オランダのチーズが世界一に─2026年チーズ世界選手権で頂点
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世界最大級の大会でオランダが頂点
オランダ・ウェストベームステル(Westbeemsterの)チーズメーカーCONO Kaasmakersが製造する
「Beemster Royaal Grand Cru(ベームスター・ロイヤル・グランクリュ)」が、アメリカ・ウィスコンシン(Wisconsin)州で開催された2026年ワールド・チャンピオンシップ・チーズ・コンテストで世界チャンピオンに選ばれた。
主催するウィスコンシン・チーズメーカーズ協会によると、このチーズは100点満点中98.68点という高得点を記録。世界25カ国とアメリカ34州から集まった3375種類のチーズを抑えて、最高評価を獲得した。
【補足情報】ベームスター(Beemster)はオランダ北ホラント州にある干拓地で、17世紀に湖を干拓して作られた地域。現在はユネスコ世界遺産にも登録されている。ベームスターチーズはこの地域の牧草地ミルクを使う伝統的なチーズブランドとして国際的に知られている。
北ホラント産ミルクの濃厚な味わい
「Beemster Royaal Grand Cru」は
濃厚でナッツのような風味
しっかりした硬めの食感
熟成によって生まれる結晶
が特徴のチーズ。原料には北ホラント州の牧草地で育った牛のミルク(100% Noord-Holland pasture milk)が使われている。CONO Kaasmakersのチーズマスター、スヨールド・ヒームストラ(Sjoerd Hiemstra)氏は次のように語った。
「国際的な審査員からこれほど高い評価を受けたということは、すべてがうまくいっている証拠です。ミルク、チーズ作り、そして熟成まで、すべてが完璧だったということです」
スイス勢が2位と3位
今回の大会では、上位3つのチーズの点差はわずかだった。
2位:Appenzeller Purple Label(スイス) — 98.45点
3位:Alter Fritz(スイス) — 98.41点
ウィスコンシン・チーズメーカーズ協会のエグゼクティブディレクター、ジョン・ウムホーファー(John Umhoefer)氏は「上位のチーズはほんのわずかな点差で並んでいた」と説明している。
世界で評価された「チーズ」
CONO Kaasmakersのマネージングディレクター、ジェリー・グリープ(Jerry Griep)氏は、この受賞は農家とチーズ職人の共同努力の成果だと語る。
「世界中の人々が、個性のある本物の食品を求めています。このタイトルは、私たちのポルダー(干拓地)で作られたチーズが世界で評価された証です」
ベームスターの他のチーズも金賞
今回の大会では「Beemster」ブランドの他のチーズも金賞を受賞した。
Beemster 30+ Mature
Beemster Jalapeño
Beemster Smoked
このコンテストは3月3日〜5日に開催され、世界最大規模の乳製品技術評価コンテストとして知られている。
国別ではアメリカが最多受賞
大会全体では、アメリカのチーズメーカーがBest of Class賞を96件獲得し最多となった。特にウィスコンシン州が45の1位を獲得してトップ。ニューヨーク州が8件、バーモント州が7件で続いた。
金賞の国別では
スイス:12
オランダ:12
オーストラリア:5
スペイン:5
のほか、オーストリア、カナダ、クロアチア、デンマーク、フランス、ギリシャ、イタリア、日本、スウェーデンなどが受賞している。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


