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オランダ、ウクライナ支援35億ユーロを即決 閣内対立より迅速な決断を優先
政治・行政

オランダ、ウクライナ支援35億ユーロを即決 閣内対立より迅速な決断を優先

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ウクライナ支援発表、一部政党が反発

オランダのDick Schoof首相は、水曜日にウクライナへの35億ユーロの支援を発表したが、PVV(自由党)やBBB(農民市民運動)が事前に知らされていなかったとして反発を示した。

金曜の記者会見でSchoof首相は、「時には迅速な決断が必要だ」と説明し、閣内の対立よりもウクライナ支援のスピードを優先したことを強調した。この発表は、ウクライナのRustem Umyerov国防相が金曜日にロッテルダム・デン・ハーグ空港に到着し、オランダを訪問した直後に行われた。

PVV・BBBが合意なしの発表に不満

Schoof首相の発表を受け、PVVのFleur Agema保健相(副首相)は「これについて真剣な議論を行う」と述べた。また、BBBのHenk Vermeerは、「首相からの説明が必要だ」とし、Schoof氏が党に属していない無所属の政治家であることを利用し、VVD党首のDilan Yeşilgözと独自に決定を進めたのではないかと疑問を呈した。

議会での動きと閣内の最終合意

木曜日の議会討論では、Agema氏がウクライナ支援の政治的支持を得るための動議を提出し、最大野党のGroenLinks-PvdAなどから賛同を得た。しかし、PVVとBBBは反対票を投じた。

Schoof首相は金曜日の記者会見で、「閣議では十分に議論した。35億ユーロの支援は揺るがない」と述べ、最終的には閣僚全員が支援を支持していると強調した。また、オランダ政府はウクライナの新型ドローンの購入・開発支援に7億ユーロ(約1120億円)を拠出することも発表している。

閣内の不満は「個人的な反応」?

Fleur Agema氏やMona Keijzer住宅相(BBBの副首相指名者)が不満を示したことについて、Schoof首相は「彼らの個人的な反応にすぎない」と説明し、「閣僚全員が最終的に支援策を支持している」と強調した。Keijzer氏は、かつてMark Rutte政権時代に政府のコロナ政策を批判して解任された過去があり、今回の件についても「発表のスピードと金額には驚いたが、何かしなければならなかったことは理解できる」と述べた。

国防相の訪問と支援の関連は不明

今回のウクライナ支援決定と、同日にオランダを訪れたRustem Umyerov国防相の訪問の関連性については、政府からの明確な発表はない。オランダ国防省もコメントを控えているが、Umyerov氏はすでにイギリス、ポーランド、ドイツを訪問しており、欧州各国との協力を進めているとみられる。

Umyerov氏は金曜日午後1時半にロッテルダムに到着し、写真撮影の後、ハーグへ移動。その後、EU外務政策責任者のKaja Kallasと会談している。

参考

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