社会
アムステルダム・ザウドオーストで「産後ケア無料化」を試験導入
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産後ケア、パイロット事業で支援へ
アムステルダム市は、経済的理由により産後ケアを十分に受けられない家庭を対象に、自己負担を免除するパイロット事業をザウドオースト地区で開始することを金曜日に発表した。
産後ケアは母子の健康なスタートに不可欠であるが、負担額を理由に利用を断念する家庭が後を絶たないため、副市長のMarjolein Moorman氏は「この自己負担をなくすべきだ」と強調し、制度上未整備である現状を踏まえ、まずは最も脆弱な家庭への無償提供を試みる考えを示した。
この地区は特に経済的困難度が高い
市のプレスリリースによれば、ザウドオースト地区では家庭の26%が経済的な懸念を抱えており、市の平均よりも10ポイント高いという。これにより、産後ケアの利用率がアムステルダム内で最下位にとどまり、全国平均も下回る状況となっている。
従来の政策と両立する支援策
アムステルダム市はこれまでも、低所得者向けに市の集団健康保険を通じて産後ケア費用を全額援助する制度(アムステルダム・ポリシー)を導入していた。今回のパイロットは、その保険を利用できない、あるいは利用しない家庭にも支援を広げるための措置である。
パイロットの期間と見通し
この試験的施策は、2025年11月1日に開始され、少なくとも2028年末まで実施される予定であるとのこと。3年以上にわたり効果と影響を検証し、今後の政策につなげる意図がある。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


